概要
なんで私だけ……死ねなかったの……
草食信仰森小説賞参加作品です。
テーマは「信仰」
輝く金色の髪、そして空のように青い瞳。それこそが太陽神様に愛された証……汚れた色を持つ者も、神に許しを請えば慈悲深き太陽神様は愛してくださる。
そんな教えの下にいる灰色の髪を持つ少女。彼女が教会で祈っていると、そこに黒髪の男が声をかけてきた。
短編小説です。
テーマは「信仰」
輝く金色の髪、そして空のように青い瞳。それこそが太陽神様に愛された証……汚れた色を持つ者も、神に許しを請えば慈悲深き太陽神様は愛してくださる。
そんな教えの下にいる灰色の髪を持つ少女。彼女が教会で祈っていると、そこに黒髪の男が声をかけてきた。
短編小説です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!果てしない夜のその先を見にゆこう
神への土着信仰を軸においた正統派ファンタジーです。とても興味深く読ませて頂きました。こむらさきさんの小説はいつもキャラクターが生きている印象を受けるのですが、こちらの作品も非常に貪欲なまでの生が描かれていると思いました。酸鼻を極める状況にある主人公(死が近い)が自我を取り戻し本来の姿に戻る(生命力に満ち溢れる)という流れにカタルシスを覚えます。
宵闇の王が本当にかっこいいです、そして銀の魔女も気高く美しくかっこいい……。冒頭の言語が解される瞬間にもまたカタルシスがあり、視界がぱっと開ける場面が印象的です。王道ファンタジーが本当にお上手だなー! 銀の魔女たる所以も手に汗握りました。エンタメ…続きを読む