「病」を含む小説

連載中『あの頃に』の始視点の詩です。 戦争で離れ、戦地で病を患ってしまい、故郷へと戻れない事を知り、愛しい人を想い詩を口ずさむ設定にしました。 作中に手紙として入れる予定です。

この話は『小説家になろう』からの転載です。 悲恋物語です。 以前から、桜に似合う話を書いてみたくて、でも上手くまとめられない内に桜が散ってしまってたんですよ。 今年は頑張ってみ…

ルイスの様相実在論によれば、我々の住んでいる世界の外側に、可能世界とよばれる別の世界が実際に存在するという。 本来、すべての可能世界は等価であるはず。ならば現実世界だけ真なる世…

　人生に絶望していた不良少女・千夜の前に現れた、謎のオレっ子中二病美少女？チカ。 　自らを「炎に誓いし暗黒の使者＜誓炎＞」と名乗り暗黒微笑するチカにドンビキする千夜だったが………

とある町で、『空想病』という都市伝説の噂を聞いた。 それは、思春期の少年少女にとりつく病気だった。 病気は人から人へ感染し、感染した者は、街から姿を消す。 噂では、空想病にかか…

吸血鬼、それは空想の生き物である・・・って誰が空想の生き物じゃゴラ！我は正真正銘の吸血鬼であるぞ！おいそこ、痛い厨二病って言った奴、貴様だ貴様！貴様の血を吸って本物だと証明・・・…

俺の名前は――失敬。これは機密でな。 とある事情で土方作業のアルバイトに潜入した俺は今日も今日とてドリルのリズムに身を任す。 心地よい―― 今思えばこの心地よさ、これこそが俺の前…

一年で数千人が病死するウイルスが流行したら 大慌てで防ごうとするのに、 一年で数万人が自殺する空気が蔓延していても 誰も動じない。 僕たちは既に、治療の見込みがないほど、 この国…

　本来、誰の心にも「楽園」は存在する。それは形にはならず、心の底で物言わず人を支える、その人の象徴でもある。 　だが、人間が黒い繭に包まれ、腐食し死亡してしまう奇病、『黒繭事件』…

身寄りのない村娘アルは、骨が動く代わりに筋肉が動かず、熱を生み出せずに非常に寒がりになってしまう特殊な病に犯されていた。 普通の人と同じ温度では活動出来ず、天涯孤独の身であるこ…

“空から墜ちた時、彼女は新たな道を歩み出す。” 俺……いや、自分はオタで求職中な半ニートのフリーター。 因みにぽっちゃり（デブではない！）な見た目で自信の無い性別女だ。 …

小さいときからお金の扱いが雑な主人公。 ある日プレゼントされた豚の貯金箱が突然喋りだし、大パニック。 だが、豚と日々を過ごしていくうちに愛着が湧いていく。 そんなある日父の会社が…

異能者と魔術士の国シュベランデルク…ソコに前世で嘘の大罪を背負った大罪人、ガゼル・ウォルーリアは、嘘の異能者、つまり、嘘しか吐けない異能者へと無理矢理転生させられた！！…波乱と大…

スカートの中に身体を潜り込ませると瞬間移動できる主人公。 ハイリスク、ハイリターンな特殊能力で地味に街の平和を守るのだ。 世界とかは救えません。 中二病全開の作品です。 低モラ…

登場人物はひとり。 ほの暗い部屋で起こった、ほんのささいな出来事です・・・。

血と暴力に支配された街『盾浜』で暮らすなんてことない普通の強い少年一狼は争いの過去を捨てオタクの道を進もうと、新入学を果たす。 ドキドキわくわくの入学式に行く最中、あからさまに異…

　とある夏の昼下がり、２６歳の無職で特撮とアニメが好きな中二病患者、加賀野　千春（かがの　ちはる）はご当地ヒーローショーから帰って昼寝をする。 そして目が覚めると、何故か異世界に…

心に傷を負った人が、他人の何気ない優しさに触れて、ほんの少し癒され、心温まるお話です。 人は一人では生きていけない。 人は一人では生きていない。 そんなテーマを丁寧に描ければと思…