「＃平成」を含む小説

　小学六年生の陸奥むつひは、平成六年六月六日六時六分に誕生したので、〈むつひ〉と名付けられた。しかし、ある日、アメリカの古いホラー映画を観た同級生から、六月六日が誕生日である事を…

中学生の桜井風花は、学校でいじめられていた。 いつもの帰り道に、彼女は露天商のおばあさんと出会う。 その人は不思議な雰囲気のおばあさんで… 風花の日常を取り戻す、不思議エンジェル…

平成8年から平成12年のわずか4年ほどで、お酒を売る自販機は4割なくなったそうです。(*1) 令和3年にはもう全国で2000台ないらしいです。 主人公は学生時代によく使った（コ…

本現象は、平成一桁生まれの環境で発生する場合があります。 以下手順で改善されますので、お試しください。 ■手順 1. 電源を入れます 2. しばらくお待ちいただくと「you a…

プロポーズは『跡取りを産んで欲しい。あなたしかいない』だった。 しかも、婚前からつきあっている愛人もいるという……。 それでも結婚を決意したのは『契約』だったから。 毒親に育て…

私が中学生だった平成時代。お金がなかった当時、仲間と立ち寄るのはいつも本屋だった。本屋で出会った珠玉のマンガや、古本屋にいた女子中学生など、本屋にまつわるエッセイです。

その市には、東と西の二つの高校があった。 西高に通う山城泉が、東高の大津悟から「直接会って話したい事がある」の連絡を受けたのは、土曜日。 まだ、学生が携帯電話なんて持ってない頃の…

主人公の叩き上げデカが、所轄の豊洲署（架空の警察署）を中心に、都心をステージとし昭和や平成初期の展開で事件を解決する創作ストーリーです。

時は平成元年。フリーランスのカメラマン中野飛駒は地元の写真館の仕事もやっている。 神社の参道沿いにある写真館には、ときどき幽霊が出るのだとか。

　世は平成の時代。妖怪やモノノケといった者たちが忘れ去られた時代に一匹の化け狐がいた。その狐はフサフサと柔らかい毛を持っており、綺麗な澄んだ目をしているとても美しいメスの狐である…

西日本豪雨・平成30代台風24号災害を題材にした辛口ホームドラマです。 家庭のあり方とは… なんのために高校に通うのか？ 親類とはなにか？ さまざまなジレンマが交錯するヒ…

　汚染都市・東京の環境を改善してくれた、石原慎太郎氏へ哀悼の意を表する。 　個人的に石原都政の中で最も印象に残っている、東京都排ガス規制について。 　※カクヨムと小説家になろう…

　千葉市の女子高に通っているサカミとシカコは仲が良く、△＆□コンビと呼ばれていた。サカミは生真面目な性格で、シカコはトリックスターだった。そんな二人は、登校中の電車内でトラブルを…

いい加減に文壇においてもラノベを認めさせるべきだ。読まれない大衆文学・読まれない純文学などというものはもう文学失格である。 ※小説家になろうでも掲載しています。

　時空を超えて、愛のファンタジーが繰り広げられて行く。その舞台は、東京を中心に、ニューヨーク、更に『黄泉の国』（輪廻の神が降臨する）へと展開します。 　時代は、現代（平成）、過去…

偶然カフェであった女性は高校の時のクラスメイトだった。それどころか、実は自分と同じ大学に進学していたという。そんなことをこれっぽっちも知らなかった僕に彼女は不機嫌になった。いった…

昭和。平成。令和。 時は更に流れた後の話。 ある作家のあるかもしれない独り言の話。

昭和・平成を生きた祖父 本作は『小説家になろう』様にも掲載しております。

建物が取り壊された跡地を前にして、首を捻った経験があるだろうか。 僕は今まさに遭遇している。首をかしげ、特に意味もなく空を見上げ、そうしてまた更地に目をやった。すると、扉が一つ現…