ザッツ・昭和デカ!
鐘井音太浪
ザッツ・昭和デカ!
鐘井音太浪
フィクション
作者メッセージ—―十人十色主義の偏見要らずで、臨機応変で、可もなく不可もなくの、忖度NGなあなたも俺も同じ人間、といった思考は理想郷でしょうか!?
登場人物
沖 勇作(五十五)豊洲署捜査課警部補
若井舞花(二十三)豊洲署捜査課巡査
沖 勇希(二十七)警視庁捜査一課警部補
近藤孝道(五十五)サイト主広告収入者
桐島拓郎(三十九)町工場代表
桐溝零華(二十七)アンドロイド
隼田恭介(二十四)無職、元交通課警官
リ サ(アラサー)謎の革命家女子
0 プロローグ
その夜景は……宝石をぶちまけたように散らばり煌びやかな電飾の街並み!?
と、言うよりは、魅惑溢れるダークマターな世界観……決まり切ったルールの中で無限の可能性を秘めてもいる者が蠢いてもいる街だ!
そこをジモピーとする輩もいるであろうが、地方から何を求めたか? 若かりし頃にあこがれを漠然orピンポイントで求め上京してきた……頃は今や遠しの街の様でもある。ここには少なかれ需要がある。仕事、住まい、飯、物価は高いが、それでも何とか暮らしていく術がある街だ。赤と白の電波塔。七色に輝く湾を橋渡す鉄橋。近代化したタワービル群。水面に写りて……絶景を奏でる東京湾の夜景。
そして……水平線と空の狭間が白みがかって……後の朝焼け……本日も晴れを教える。
太田から豊洲にお引越しと相成った市場。そんな街にも所轄署はあっていい。その影響か否かは計り知れぬところだが、この警察署も近代化五階建てへとリフォームされて……。
ブローン! ド、ド、ド、ド……ドと!
ダビットソン社の基本黒の単車が……朝日を浴びはじめた『TOYOSU-SYO』表札玄関を正面に外来駐車場と入って……建物の裏手へと、ブラウン革ジャンに、ブラックジーンズの裏ポケットはWをもじったロゴ糸縫いの、シューズカバーを纏った黒のハイカットシューズを履いたライダーが入って行き……地下駐車場へと消えていく……。
――革ジャン裾の腰辺りが、こんもりとしてもいる後ろ姿で、メットは黒の被り……で。
★以降も、公開更新しつつ……続きのSTORYを描いてゆきますゆえに……
by 音太浪
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