「研究会」を含む小説

うちは元々「見える」家系らしいんだけど、あたしもとうとう初めて「見ちゃった」んだよね。 それもさあ、あんまし大きな声で言えないんだけど、ひとりでコソっとアレしてたら……いやん、内…

不眠に悩む僕は不眠を治療してくれるというとある研究会に足を運ぶ。 仕事に追われる恐怖が原因で眠れない僕に、「恐怖には恐怖」が必要だという・

お題「ルール」。 「言葉遊び研究会」所属の多田と高橋さんは、部室で延々としりとりを繰り広げる。そのやり取りには、ある秘密があった。

カクヨク三周年企画「KAC5」参加作品。 彩桜高校にある童話研究会は、沙月エリカ・亀城薫・悠木涼葉の三人が所属している。 ある日の放課後、顧問の如月正太郎は沙月エリカを呼び出し…

クイズ研究会でただ一人「女子」の私。 好きな人と一緒にいたくて入ったのはいいけど、相手は全然私の気持ちに気付いてくれなくて――。 ……いや、気付くとか、気付かないとかじゃない…

「この栄誉ある戦いを、 　偉大なるクイズ王と、 　我らがクイ研部長に捧げることを、 　我が知識に賭けて誓う！」 今日もクイズ研究会の彼らは、己が知識と技で、熱きバトルを競い合う…

クイズ研究会の部活で、チーム対抗早押しクイズを行った。 本日のお題は、『二番じゃ駄目ですか』クイズ。 世界の二番目を答えて、勝つのはどちらのチームなのか？ カクヨム3周年記…

この物語は、純文学研究会の設立を目論む主人公と少し変わった同級生達との交流を描いた純文学作品である。

オカルト研究会の一人が向かったのはキャンパスのある県から隣の県に向かう国道を少し進んで一本入った道にある旧おばけ屋敷。この建物には「不幸鳥の怪人」と呼ばれる何かがいた。

生来の嘘つき「私」は、病質的に正しさを追求する高校生探偵のもとで修行することを決める。しかし彼は、超能力に心酔する超能力バカだった。日頃から超能力のでたらめを探している探偵は、事…

小学生の朝霧未海は自宅前の廊下で立ち尽くしていた。 とても嫌な感じがするのだ。それは二つ隣の部屋から漂ってくるようだ……。 同日、大学でオカルト研究会に所属する田沢京子の前に謎…

童話の世界の住民〈キャスト〉は、終わりを迎えると読み手の世界に生まれ落ちる。拭いきれない記憶の異能、〈トラウマ〉を抱え。 読み手の世界でも多くの〈キャスト〉が集まる異質な空間『…

　大正十一年一月二十日未明、一人の男が殉職した。昆布森郵便局臨時逓送人吉良平治郎。検死官報告書には、旧土人戸主平民と記されている。旧土人…アイヌ民族の事である。 　昭和二十年の敗…

人間ってなんなのだろう。 どこからが人間で、どこからが人間ではないのか。 人間である条件とはなんなのか。 それは――。 わたし、鴉日黒菜（からすがくろな）は今日から晴れて高校…

桜の花咲く季節を迎え、無事に県立北高校に進学を果たしたのは慶賀に堪えないと言えなくもない。だが爽やかなはずのこの時期に、俺は友人の頼みでミステリー研究会への入会を余儀なくされたわ…

卒業式の日、思い返せば彼女ができるまでに色々あった。 無意識に女子生徒という存在に苦手意識が芽ばえる男──八代翔矢は、遂に自らが高校生としての道を歩む事となる。 そんな翔矢が入学…

―――高校の卒業式の日、それは俺達の前に現れた。 誰もが希望を胸に抱くなか、突如として空に開いた禍々しい大穴。 そこから現れた怪物は、世界に苛酷な生き残りをかけたゲームの開催を…

ハッカー・足立リコはＳＮＳから住所特定やパスワード解析などを行う。 「リコーン」と呼ばれるハッキング手法に特化したスキルを持ち大学でホワイトハッカーになろうと日々勉強している。そ…

妖怪。幻獣。精霊。魔法。魔術。呪い。都市伝説。悪魔。天使。神。そして超能力。この世には、ありとあらゆる不思議が存在する。これは、超能力達がそのありとあらゆる不思議に立ち向かう物語…

　霊と意思疎通するチカラをもつ青年・斎藤樹（いつき）。 　ひょんなことから活発強引なボーイッシュ女に引き連れられオカルト研究会に入部した。 　カラテお嬢様や霊能女教師とドタバタし…