「午後」を含む小説

　ある日の午後、家で留守番をしていた「君」が眠りから目覚めた時、事件はすでに起きていた。 　現場の状況は、あたかも「君」が犯人であるかのように物語っている。 　「君」に与えられた…

※ちょっと変更しました、です。 七橋（ななはし）カケル。 斎明寺（さいみょうじ）るる。 二人は中学二年生。 同じクラスで、席は隣。 家も隣の幼なじみ。 ある日、学…

現在午後９時。俺の名前は佐藤リュータ。明日高校の入学式を迎えるごく普通の男子だ。高校生活で実現したいことはずばり、恋愛。彼女が欲しいってこと。ベッドの上で悶々としている。はぁ、最…

漫才師「大盛り」はオクノとテシマからなる漫才師。そのテシマは芸人のみならず、漫画家として月刊誌に漫画も連載していた。 大盛りは大きな漫才賞に参加していた。決勝の当日相方（漫画も書…

　会社員の男が夜勤をしていると、不法侵入者と鉢合わせ。そして殺されてしまった。 　死後彼は転生することになったが、なんと転生先や希望を聞かれたときに別のことを考えていたため、何の…

午後5時55分から6時までの放課後の教室。 彼の時間を独占できるのは、たった5分のあいだだけ。

必ず世界が終わりが来る夏の日の午後。少年は少女についてしまった些細な嘘をずっと引きずっていた。 眩しいばかりの夏休みの初日。少年は少女との大切な時間を過ごす。そして静かに訪れる終…

「なあ、知っているかい。条件反射の小噺を」「知らないわ。なんの話？」カウンターの隅でカップルが話し込んでいる。

＊本小説は小説家になろうに投稿している物のバックアップ（データ予備）として公開しています。最新話はなろうで見てください。 　2022年人類文化の営みは途絶えず着実に進歩していっ…

時刻は午後五時。『とおりゃんせ』のメロディが流れる公園に一人の少年がいた。なかなか家に帰ろうとしない彼の元に人間とは思えないもう一人の少年が現れる。。。 ※他サイトにも投稿し…

　一昔前のNHKFMに「クロスオーバーイレブン」という名番組がありまして、このエッセイはそのナレーションのイメージで書いてみたものです。全部実話なんですけれど、語りだけ番組ナレー…

毎週金曜日の午後５時。 高校一年生の〝須藤京介〟は、部活棟にある小さな部屋に通い続けている。 それは3年生の千鳥という先輩との〝契約〟の為。 少年と、年上の先輩との間で行われる…

　少年は願った。大好きなじいちゃんが蓮華の眠りに就けますように。小学校で聞いた和尚様の説法に心惹かれ、少年はお経聞きたさに村の滝壺にこっそり通う。 「滝壺に河童が棲みついているら…

弱小ライターが、ひっそりと創作を楽しんでいる様子を、徒然なるままに書いていきます。たまに全く関係のない話も混ざります。 最初から順番に読む必要はありませんので、気になるタイトルが…

13年前に精神病に罹り、人生を台無しにされたが、それでも働く事を諦めず、副作用が起因の病気と闘い家族を守らなければならない男の話し。

午後5時に、出張から帰って来た愛する主人を駅前で 待つことが楽しみだった。 だけどある日から帰ってこない。大学にもいない。 そうだ、きっと出張だ。じゃあ、駅前で待たないと。 午…

性癖：ろくでもない年長者 性癖：安アパートの一室（夏） 性癖：その場凌ぎの手土産 見捨てるのも繋ぎとめるのも、どうせなら最後の一人でいたい。第四回性癖小説選手権に参加しました。

　夏の終わり、水曜日の午後。 　ぼくは学校を早退し、蝉時雨のなか家に帰った。 　そこで何が待つかも知らず……。 ※注意 　家庭崩壊モノです。 　直接的表現は控えめですが、最後ま…

小学生の頃に好きな男の子の一言に傷ついてスカートが履けなくなった実乃里。ある日の午後、ふいの夕立で思いがけなく言葉をかわすことになり、わだかまりが解けて少しだけ前向きになるおはな…

KAC202211 お題:【日記】 久々に思いつきで書いたせいで日記なのかどうかすら自分では判断できないがまぁ日記ということにしておきます。 明言はしてないけど先日日曜日午後の話…