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午後二時十七分:殴打のち逃亡、また

午後二時十七分:殴打のち逃亡、また

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★★★
★48
16人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 和田島イサキ
    1337件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    容易には断ち切れない縁に甘える者、縋る者

     安アパートの一室、とある兄弟喧嘩を描いた、夏のひと幕のお話。

     シリアスもシリアス、とても真面目な手触りの現代ものドラマです。

     良きにつけ悪しきにつけ、血縁というのはそう簡単には切れないもの。
     兄弟という関係だからこその距離感というか、膿んで停滞したような間柄がジクジク胸に染みます。

     印象としてはどうしても兄の非道ぶりが目立つものの、しかしその彼の横暴に対しての反応が〝こう〟(=作品本文から読み取れる内心の語り)なってしまう、弟(主人公)の方もまたいろいろ根の深いものを抱えていそうで好きです。

     重苦しくも胸に響く640文字でした。

    • 2022年5月26日 08:22