神様のめちゃくちゃつまらない長話に付き合うことで高校での恋愛運アップする

シカンタザ(AI使用)

第1話

現在午後9時。俺の名前は佐藤リュータ。明日高校の入学式を迎えるごく普通の男子だ。高校生活で実現したいことはずばり、恋愛。彼女が欲しいってこと。ベッドの上で悶々としている。はぁ、最初が肝心だよな。同じクラスの隣の席の子がかわいい子だったらどうしようって、そうしたら自室の真ん中が光り輝いた。

「え、何……?」

現れたのは白髪ロングヘアーに薄い青色の目をした中性的な顔立ちの人だった。

「やあ、ぼくは神様だよ」

声は声の低い女の子っぽい。

「はぁ……」

俺は呆気に取られていた。

「きみは高校で恋愛成就したいんだよね?それを叶えてあげるよ」

「本当ですか!?」

俺はベッドから神様ににじり寄った。

「今からぼくからきみへの高校生活、ひいては人生におけるアドバイスをしっかり聞いて理解すれば願いは何でも叶うんだよ」

「はい。はい。なんでも聞きます!」

こう言って安請け合いした後、神様からとんでもなく長くて苦痛なお話を聞かされることになる。以下、神様の一人語りだ。

いいかい、人が生きる上で大事なことというのはね、人のことを思いやる気持ちを持つということだよ。人が人のことを考えないで生きている限り、いつまで経っても世界はよくならないよ。人の命を奪うような行為が平気で行われるような世の中では、いずれ誰も幸せになれなくなる。だからこそ人は、人を思う心というものを持っていなければならないんだ。だから、君も、人を思って行動できるような人間になるんだぞ。ぼくは、小さい頃からそう教えられてきた(小さい頃?神様に子供の頃とかあったの?)。

ぼくは、昔からずっと、周りの人達に優しく接してきたつもりだ。ぼくは、人に親切にしたり、困っている人を見かけたら助けたりすることで、自分が幸せになれるような気がしていた。だから、ぼくは、いつも誰かのために行動するように心がけてきた。

もちろん、時には失敗することもあったけれど、それでもぼくは、自分の行動を修正するだけで、間違ったことをしたことはないと思っている。その結果、ぼくはたくさんの人から感謝された。ぼくは、自分がやっていることは間違っていないと信じることが出来た。ぼくは自分のしていることが正しいと思っているからこそ、今まで行動してきたんだ。ぼくが、これからやろうとしていることも、ぼくの行動と同じで、正しいと信じてやることだ。だから、大丈夫。きっとうまくいくはずだ。……いや、本当にそうなのだろうか? 確かにぼくは、そう思って行動していた。しかし、実際にやって見なければ分からないこともあるのではないか? 実際にやってみたら、思っていたのと違った結果になるかもしれないじゃないか。……いやいや、それはありえない(神様が迷うのか……)。

ぼくは、これまでずっと成功し続けて来たのだ。今回だって成功するに違いない。そうだろ?……まぁ、何にせよ、もうすぐ分かることだよ。……よし! 気合いを入れていこう!! 頑張れ、ぼく!!! ぼくの名前は、佐藤直哉。年齢は二十六歳。職業は、探偵をしている。……えっ? 探偵っていう仕事があるわけないだろって? いやいや、ちゃんとあるよ。

「ちょちょちょ、ちょっと待ってください!あなた神様ですよね?探偵ってなんですか?あと名前って佐藤直哉っていうんですか?」

まあまあ話を聞いてくれ。ぼくは神様だよ。それとぼくは探偵なんだけど、ぼくの仕事は、浮気調査とか、素行調査なんかがメインでね。だからたまにこういう仕事をすることもあるんだ。いや、別に好きでやってるわけじゃないよ。ただ仕事として依頼されただけだ。それで、今回もそういう感じの依頼を受けていてさ。……えっ? なんの依頼だって? もちろん、ぼくの個人的な事情に関係するようなことだ。だから詳しく話すことはできないんだけれど、とにかく、今回の事件では、ぼくの個人的な事情に深く関わっているわけだ。

あっ! そうだ。思い出したぞ。そういえば、まだ説明していなかったことがあったなぁ。実は、ぼくはこの事件の真相をある程度把握しているんだ。もちろん、あなたが知りたいと思っていることも知っている。

ぼくが何を言おうとしているのか分からないかもしれないが、これから話すことは、おそらくあなたが想像していることとは違うと思うよ。さて、何から話し始めればいいのだろうか? えっと、じゃあ、まずは、ぼくがどういう人間なのかを簡単に説明しようかな。といっても、別に大したことじゃないんだけどね。

「神様でもあり人間でもあるということですか?」

俺の質問は無視して神様は一人語りを続けた。

ぼくは、この世界に存在する全ての人間に対して、平等に興味があるんだ。どんな人間であっても、興味の対象になりうると考えている。たとえば、あなたのようにね。なぜ、ぼくがあなたに興味を持ったかといえば、あなたが、ぼくの大切な人の命を救ってくれたことにある(え、そうなの……?)。

ぼくは、あなたのことを尊敬している。だから、あなたのような生き方をしたいと思っている。そうすれば、きっと素晴らしい人生を送れるだろうと思っている。ぼくは、あなたみたいになりたいと思っている。だから、ぼくは、あなたの力になることにした。あなたの味方になると決めた。あなたと一緒に、あなたの理想とする世界を作る手伝いをすることにした。だから、ぼくは、あなたの敵を排除することに決めた。あなたの障害となるものはすべて排除することに決めた。あなたのために戦うことを決めた(なんか物騒な方向に行き始めてるんですけど!?)。

あなたは、ぼくが何をしようとしていたのか知っているのかな?……まぁ、それはいいとして、さて、ぼくは、これからどうしたらいいのか。この先、ぼくがやろうとしていることについて、あなたの意見を聞きたい。あなたなら、ぼくのやろうとしていることに賛成してくれるんじゃないかと思っている。

「いや、俺の恋愛運をアップさせてくれればそれでいいんすけど……」

くたびれた表情で俺は答えた。神様はまた語り始めた。

そうだな。じゃあリュータくんのこれからの生き方についてアドバイスしようか。つまり、これからのきみの人生についてだね。……といっても、ぼくの言うことをちゃんと聞いてくれるかどうかは分からないんだけどさ。だって、今のきみは、もう昔のきみじゃないんだもん。まぁでも、それでも一応言っておこう。さっき言った通り、もうすでにきみは犯罪者になってしまったんだからさ(どういうこと?そんなこと言ってなかったよね!?)。

まず初めに言っておきたいことがある。それは、どんな状況であれ、ぼくのやったことは絶対に間違っていないということだ。ぼくは間違ったことなどしていないと心の底から思っている。そもそもの話だが、なぜぼくは、あんなにたくさんの人を殺さなければならない必要があったんだろう? 別に殺す必要はなかったんじゃないか? いや、そんなことはないはずだ。だって、そうしないと、ぼくは殺されていたかもしれないんだから(天罰みたいなこと?)。

それに、ぼくは、そのことで後悔しているわけではない。むしろ、これでよかったと思っているのだ。なぜなら、ぼくが殺さなかったら、別の誰かが殺されていた可能性が高いからだ。ぼくの行動によって助かった命があるなら、それはそれでいいと思っている。

ただ、ぼくは、自分が殺されるかもしれないという状況に陥ってもなお、そう思えたことに驚いているんだ。

いや~……。まさか、こんなふうになるなんて思ってなかったよ。さてと……。まずは状況を整理してみますか。まず、ぼくは自分の計画を邪魔されて失敗しました。次に、ぼくは警察に逮捕されそうになりました。そして、ぼくは今、警察署に連行されています。さらに、ぼくは手錠を嵌められて、そのまま留置所へ連れていかれそうです。……うん。改めて考えてみると、どうしてこうなったのか、さっぱり分からないね。ぼくの計画では、この計画が成功すれば、ぼくの人生は終わりだったんだけどなぁ……。まぁ、別にいいけど。それにしても、この人たち、いつまでぼくを引っ張るつもりなんだろうか? もうそろそろいいんじゃないですか?……あぁ、だめなのか(何を言っているんだこの人は?)。

まったく……。こういうのは良くないと思うんだよね~。……いや、待てよ? よく考えたら、これはチャンスかもしれないぞ。だって、ぼくがここで抵抗したら、ぼくを捕まえた人たちは困ることになるわけでしょ? だから、ぼくがここで暴れれば、きっとみんな驚いてくれるに違いない! ふっふっふ。これならぼくが捕まったとしても、すぐに釈放されるはずだ。そして、ぼくが逮捕されたことで、ぼくの計画を知る人もいなくなるわけだし、ぼくが逮捕されることもなかった。つまり、ぼくが殺される心配もなくなったわけだ。

ぼくが殺されないで済むようにするためには、ぼく以外の誰かが犠牲になることが必要だった。だから、ぼくは、誰かを殺すしかなかった。でも、ぼくは、誰かを殺したくないと思っていた。だから、ぼくが殺される前に、ぼくが誰かを殺してしまえば、誰も死なないですむと思ったのだ。

でも、今の状況を考えると、その方法は使えない。なぜなら、この状況を利用して、ぼく以外の誰かを殺せば、ぼくが殺したという事実を隠せるからだ。つまり、ぼくが誰かを殺した時点で、ぼくが誰かを殺さなかった場合に比べて、ぼくの願いが叶う確率が低くなってしまうからだ。だから、ぼくは自分の大切な人を救いたいと思っているのであれば、ぼく以外を殺さなければならなくなったとしても、躊躇なく、それを行う必要があるのだ。

しかし、ぼくは、もう誰かを殺すつもりはなかった。それにしても、本当に、いったい誰が、ぼくの計画を妨害したんだろうか?……うーむ……。ぼくの計画を邪魔した人間は、ぼくの大切な人を誘拐しようとした人間だ。その人間と関わりがある人間がぼくの計画を阻止したと考えるのが妥当だ。つまり、その人間と繋がりのある人間を洗えばいいわけだ。だが、そのつながりを洗い出す方法が思い浮かばない。

そこで、ぼくは、その人物に直接会いに行くことにした。その人物は、ぼくにとっては大切な人だった。だから、その人に会って、ぼくがどんなことを考えていたのかを伝えて、ぼくの気持ちを理解してもらいたかった。ぼくは、そうやって説得するつもりでいたのだ。ところが、ぼくがその場所に着いた時には、すでにその人はそこにいなかった。

その人の家は留守だったので、ぼくはその人の帰りを待つことに決めて、しばらく外で時間を潰していた。そして、夜になってから、ようやくその人が帰ってきた。ぼくはその人と話をすることができた。ぼくは、その人に対して、ぼくの思いを伝えた。だが、結局、ぼくの言葉はその人に届くことはなかった。その人は、ぼくの言うことを理解しようとしなかったからだ。

ぼくと彼は、しばらくの間、お互いに話し合ったが、やはり分かり合えなかった。ぼくは、もうこれ以上話すことはないと思い、彼に別れを告げようとした。だが、その時、突然、彼がぼくに対してこんなことを言った。ぼくは、その言葉を聞いて驚いた。だって、それは、ぼくが言おうとしていた言葉だったからだ。ぼくは、思わず黙ってしまった。すると、彼も同じことを考えていたらしく、再びぼくに向かって話しかけてきた。ぼくたちは、お互いの考えをぶつけ合い、激しく議論を交わし合った。そして、結局、彼の方が一枚上手で、ぼくは彼の言うとおりにするしかなかった。そして、ぼくは、彼と協力関係を結ぶことにした。ぼくは、彼に、ぼくの目的と今までの経緯を話して聞かせることにした。

ぼくの話を聞き終えた彼は、しばらく考えた後、口を開いた。……ぼくがあなたに対して思ったことを率直に伝えると、あなたは、ぼくのことを狂っていると思うかもしれない。いや、きっと思うだろうね。……だって、そう思われても仕方ないんだもん。……実際、そうなんだからさ。

あなたが、ぼくのこの計画について知っているとすれば、それは、おそらくぼくの家族や親戚の誰かだと思う。

「いや違いますけど……?」

神様は相変わらず俺の返事を無視した。

ぼくの家では、家族全員が同じ部屋で寝ることになっている。そのため、誰か一人でも夜中に起きれば、必ず他の人も起きる。そして、家族全員が起きて、みんなで話をするんだ。ぼくたちは、いつもそうやって一緒に過ごしてきた。

しかし、ぼくは、今まで一度も、家族以外の人と一晩中一緒の部屋で過ごしたことはなかった。なぜなら、ぼくの家族以外の人たちは、ぼくが、どんな人間なのか知らなかったからだ。

しかし、今は違う。ぼくが、ぼくの大切な人を救えるなら、それでいいと思っている。ぼくの大切な人は、ぼくのことを愛してくれている。だから、ぼくは、その人に、ぼくが今までやってきたことを全部話すことにした。ぼくの話を聞いた後で、その人がどんな反応を示すのかは分からない。だが、その人がぼくを受け入れてくれたのならば、ぼくはその人を絶対に守り抜こうと思っている。

そして、その人の幸せのために、ぼくは、これから先、何をするべきなのかを考えている。その人が喜んでくれるようなことをしようと考えている。ぼくが、その人に対してしてあげられることは、ぼくの持っている知識を使って、その人の力になることだけだと思っているからだ。

しかし、ぼくは、その人が何をすれば喜ぶのかが分からない。だから、まずは、ぼくのことを知ってもらうことから始めなければならない。ぼくは、これまでずっと、その人に会おうとしなかった。会うのが怖かったのだ。だが、いつまでもそうしているわけにもいかない。だから、ぼくは決心した。そして、ぼくは、その子と話をするために、ある場所へ向かった。

ぼくが、その場所へ着くと、彼女は既にそこにいた。ぼくは、彼女に話しかけようとした。だが、ぼくは、結局一言も発することなくその場を去った。

ぼくの頭の中を様々な思考が駆け巡っていた。そして、気がついた時には、ぼくは、自分の部屋に戻ってきていた。ぼくは、ベッドの上に横になり、目を閉じたまま天井を眺め続けていた。

すると突然、後ろの方で声が聞こえてきた。

〈……本当にそれでいいのか?〉 えっ? 誰かの声がする。……気のせいじゃない。確かに誰かがぼくに話しかけてきている。いったいどういうことだ? どうして急に……。

〈……これでいいと思っているのか?〉〈お前みたいなやつが……こんなことをしても……意味ないんだぞ……! どうして分からないんだ!?〉 〈……いい加減にしろよ……! この馬鹿野郎!!〉……あ~……やっぱりだめだ。また思い出してしまう。……ほんとしつこいなぁ。頼むから、もう忘れさせてくれよ。……そうだ。もういいじゃないか。全部終わったんだ。これ以上悩む必要なんてないだろう? もう終わりでいいじゃないか。

さてと、これからぼくはどうすればいいのかな?

「え?いやあの、俺の明日からの高校生活で恋愛があの、彼女が、できるようにすると、神様が言ってきたんですよね?神様の話を聞いていればいいんですよね?」

突然の問いかけに戸惑いながら答えた。それを聞いて神様がまた語り始める。

ああ、そうだな。じゃあ、まず最初に、ぼくがやろうとしたことについて説明しよう。

ぼくがやろうとしていたのは、ぼくの大切な人を危険から遠ざけることだ。その方法というのは、ぼくがやろうとしていることを、ぼくの大切な人に知らせるというものだった。

そして、ぼくがやろうとしてたことを……。……いや、待てよ。

これは、ぼくにとっては、非常に重要な問題だが、あなたにとっても重要かどうかは分からない。しかし、もしあなたにとって重要なことだったら申し訳ない。

でも、まぁ、そうだったとしても、ぼくは気にしないことにする。なぜなら、結局のところ、ぼくがやろうとしたことに間違いはなかったからだ。ぼくがやったことは、結果的に間違ってはいなかったんだ。だから、ぼくがやろうとしてたことが間違っていない以上、ぼくの行動を咎めることはできない。

だから、これから先のことを考えよう。ぼくはこれからどうなるのか?(知らねーよ!)まぁ、おそらく、捕まって裁判にかけられることになるのではないだろうか。いや~、それにしても、まさかこんなことになるとは思わなかった。完全に想定外だ。

でも、ぼくは、この計画を思いついた時から、こうなることをある程度覚悟していた。ぼくが今までしてきたことも、結局のところ、誰かの命を奪うことだった。だから、ぼくは自分の命を狙われても仕方がないと思っている。ただ、ぼくは、こんな形で命を奪われてしまうのだけは絶対に嫌だ。

だから、ぼくは、最後の最後まで抵抗する。絶対にあきらめない。たとえ、どんな手段を使ってでも、ぼくは自分の願いを叶えるつもりだ。……おっと、つい熱くなってしまったね。まぁ、これがぼくの性格だから仕方ないか。それにしても、いつまでこんなことをしているんだろうな。いつまで続くんだろうな。

さて、それでは、そろそろ本題に入ろう(まだ本題じゃなかったんだ……)。

ぼくは、自分が間違ったことをしているとは思っていない。しかし、今のぼくの考えが正しいとも思えない。さて、どうするべきだろうか? これから、どうすべきだろうか? これから、ぼくは、どうなるのだろうか? ぼくは、これから先、どのように生きていくのだろうか?……まぁ、そんなことは、今はどうでもいいことだ。

それよりも、ぼくは、これからどうやって生きていこうか……。……うーむ……まぁ、とりあえずは、この日記を誰かに見つけてもらえるようにすることと、それから、ぼくが死んだ後のことについて書いておこうかな。ぼくが生きている間に起こった出来事については、おそらくもう大体分かっているだろう。だから、ぼくが死んでからのことに重点をおいて書くことにするよ。

まず、ぼくの死んだ後についてだが、ぼくが死ぬ前に考えていた通りになる。ぼくが計画していた通り、ぼくが死んだ後に、ぼくの家族が殺される予定になっている。もちろん、ぼくの家だけでなく、他の家族や親戚なども全員殺されることになっている。もちろん、ぼくを殺した犯人たちは、その後で警察によって逮捕されることになる。

次に、ぼくが殺された後のことについてだ。これもぼくの考えたとおり、ぼくの代わりとして、ぼくの妹が殺されることになったようだね。まぁ、これは予定通りだ。ぼくは別に妹を犠牲にしたわけではない。妹を殺せと指示したのはぼくだし、実際に実行したのもぼくだからね。ただ、ぼくが死ぬ前に妹を殺せば、ぼくが殺されても、ぼくの代わりになる人間がいないため、誰も妹のことを殺すことはできないだろうと予測しただけだ。だから、ぼくは妹を殺さなくてもよかったんだけど……まぁ、でも、ぼくが死んでしまった以上、仕方ない。それに、ぼくが生きているうちに妹を殺しておかないと、ぼくがいなくなった時に、ぼくに代わって誰かに狙われる可能性もあるからね。一応、保険みたいなものだ。まぁ、ぼくが本当に死んでしまうとは思っていなかったけど。

ぼくが生きていた時の状況を考えると、ぼくの計画は完璧だった。ぼくの計画は、誰にも見破られることなく順調に進んでいた。……しかし、ここで一つ問題が発生した。ぼくが予想していなかった事態が起こったのだ。ぼくが想定していたよりも早く、ぼくが死ぬという事態が発生してしまった。そのため、ぼくの予定していた行動は全て無駄になってしまった。

だが、ぼくは、この状況を悲観していない。ぼくが死んだとしても、ぼくの計画に変更が生じることはないからだ。この計画が失敗する可能性は、ほとんどないと言っていいだろう。それに、ぼくは、すでに自分の死を受け入れている。ぼくは、死ぬことを覚悟していた。だから、ぼくは、別に死んでもいいと思っている。

もちろん、死にたくはないが、それでも、ぼくの命で大切な人が救えるなら、喜んでこの命を差し出そうと思っている。だから、ぼくは、自分が殺される前に、自分の命を捧げることにした。……しかし、ぼくが思っていた以上に、この世界は残酷だった。ぼくは、命を奪われるどころか、生きていることすら許されないらしい。…………。

「え、ええと、大変な経験をなされたんですね」

沈黙が流れたので俺が言葉を発した。

「今までのぼくの話を要約できる?」

「えーっ!?」

とんでもない無茶ぶりをされたけどなんとかやってみた。

「神様のやろうとしていたことは、結局のところ、神様が死ぬことでしか達成できなかった。だから、神様は死んだ。そして、神様が死んでいる間に、神様がやろうとしたことを誰かが代わりに実行した。そして、神様が生きている間に起きた様々な出来事を誰か別の人間が解決したのだ。つまり、神様の代わりに誰かが行動を起こしてくれたおかげで、神様はこうして生き延びることができたのだ。……こうっすか?」

「素晴らしい!」

神様は上機嫌だ。あ、これでいいんだ……?

「それじゃあ話を続けよう」

続けるんだ……。また神様の一人語りが始まった。

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