【完結】カクヨム旅行記

かしこまりこ

第1話 ただいま〜

「カクヨム失敗日記」というエッセイを毎日投稿していました。100話達成したので、いったん完結させたのですが、今日から、ここで続編を書いてまいります。毎週木曜日の夕方6時に更新します。新規の読者さま、初めまして。「カクヨム失敗日記」の頃より応援してくださっていた読者さま、ただいま〜。


 「失敗日記」なんてガクブル初心者の心境が透けて見えるタイトルだったのを、「旅行記」に変えてみました。タイトルのセンスはさておき、なんで「旅行記」にしたかって? しょうがないなぁ。そんなに聞きたいなら教えますよ、ええ。


 私はずっと、小説だとか音楽だとか、作品を通して自分を表現している人を、うらやましいなと思っていたのですが、ずっとできないまま39歳になってしまいました。


 思いきって、カクヨムを始めたのが今年の8月。ボクシングのリングに上がる気持ちで恐る恐る投稿しました。「失敗してもいい」「ボコられてもいい」とぎゅっと目をつむって、えいやっと最初の一歩を踏み出しました。


 やってみた結果、ボコられなかったんだよねー。失敗だったかというと、そういうこともなく。どっちかっていうと大成功。でも、自分が思っていた「失敗」や「成功」はありませんでした。


 自分がベストを尽くして出したものが、ぜんぜんイケてなかった。誰にも評価されなかった。そういうのが、失敗だと思っていました。そういうことを何年もくり返して、最終的に「やっぱ私は才能なかった。」とあきらめるコースが恐ろしくて、「いやーでも、99パーセント以上の人がそうだよねー。」と思っていました。そいで、「成功」というのは、ネット投稿した作品がびっくりの大ヒット! フォロワーが100万人超えして、書籍化決定〜! みたいなのだと思ってました。


 カクヨムを初めて4ヶ月、そんなビギナーのころの妄想を鼻で笑えるようになるくらいには、成長しましたよ!


 そもそも創作って、成功とか失敗とか、そういう勝負ごとじゃなくて、ずっと続いていく旅みたいだと思うようになりました。犬も歩けば棒に当たる的に、なんか書いて人にみせたりしていると、いろいろ発見があります。それが今は何よりも面白い。それから、他のライターさんたちと出会えて、バーチャルでお付き合いができるようになったのは、神様からのプレゼント級の幸運だったと思っています。


 駄作もいっぱい出したし、作品的な失敗もたくさんしました。でも、他人は自分の失敗なんて、あんま気にしないんだよね〜。みんな他にたくさんやることありますから。


 これからも、たまに転んだり、変なとこでハマって出られなくなったり、ひと休みしたりしながら、まだまだ旅を続けて行きますよ。その道中を記録するために、このエッセイを続けていきます。みなさんとご一緒できたらうれしいです。


追記:週一と言いつつ、不定期でもっと書く週もあるかもです。よかったら、こちらのエッセイもフォローしてくださるとうれしいです。


追記2:誰も気にしないと思うのですが、夕方6時じゃなくて5時のがいいという方がもしもいらっしゃったら、5時に戻しますのでコメントに書いといてください。

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