「音色に」を含む小説

【カクヨムコン９特別賞（エンタメ総合）受賞しました。ありがとうございました！】 　一九九二年八月、九歳の少年トビーはフロリダでハリケーンに遭い視力を失った。両親は変わらぬ愛を持…

昔、仲が良かった彼に、私は今、「また、君の音色を聴きたい」そう、お願いされている。ごめんね。私はもう、奏でられないの⋯⋯───。 この作品は、もかあわさんの企画に参加します！ …

アイスランドの極北、日本の雪山、そして音楽ホール。 三つの場所で人類は「永遠」を追い求めた。 時間を氷の結晶に閉じ込めた研究所。 七人の美しき被験者たちが眠る雪女の館。 記憶を…

リビングに大切に置かれているオルゴールを幼少期から大切にしていた主人公・凛。 彼女はそのオルゴールに込められた両親の思い出を聞く。 宝物のオルゴールと、少女の人生を描いた作品。…

女子バスケ部の清水さんはバスケ一筋。これまで六回も告白られたのに、すべてその場で断ってきた。 でも今回はちょっと趣が異なるようですよ。

　音楽大学の練習室で響く一筋の歌声。 　ピアニストの藤堂春香は、その透明な歌声に心を奪われる。 　声の主は声楽科の星野麗子。 　二人は音楽を通じて急速に距離を縮めていく。 　しか…

世界各地に鳴り響く終焉の音色【アポカリプティックサウンド】と共に突如ニューヨークに現れる未知の巨獣。これにFBI SWAT部隊が対するも猛進は止まらず。被害が拡大する中、人知れず…

好奇心旺盛な楊桜鳴は幼少期に聞いた音色に、10年経った今も夢中だった。 だが、その音色を出せるのは選ばれた人のみ。踏ん切りをつけるために、最後に楽器があるかもしれない皇宮へと…

バンコク郊外のプラカノン運河に浮かぶ一台の古い黄色い扇風機。その軋みが奏でる不気味な音色は、運河に眠る悲しい物語を紡ぎ出す。 人気アーティストの姉と、影のように生きる妹。対照的な…

唄を奏で世界を創る奏世師（そうせいし）である青年──スイメイはある日、外国への渡航中に大嵐に巻き込まれ、難破してしまう。 漂流の末に辿り着いたのは、三日月ノ国。 スイメイはそこで…

クリスマスの夜には、素敵な贈り物がみんなに届きます。どんな子にも、どんな人にも、誰にだって。 願わくば、この夜だけは、全ての命が幸せでありますように。

父親が再婚し、1歳年下のいじめっ子・真斗(まなと)と兄弟になった大人しい性格のトランペットが得意な小4男子・鎌田七星(かまた　ななせ)。 再婚から約3ヶ月後、七星は真夜中の自宅で…

　とある高校の放課後。サッカー部帰りの吉田は校舎からピアノの音色が聞こえてくるのに気がついた。偶然出会ったエクストリームアイロニング部の黒須に言われ、音楽室へ行くことに。そこには…

「私」は廃校の空き教室で、いつも歌を歌っていた。 隣の部屋から素敵なピアノの音色が聞こえてきて―― 歌とピアノは、いつも、一番近くにあった。

今日も今日とてアイリッシュ・パブをオープンする店長さんと私・店員のエレン。音楽の交流を求めてやってくるお客様たち。それぞれの楽器から流れ出す音色。──この物語は、グラスゴーに流れ…

魔法は呪文ではなく楽器の演奏で発動する。 あらゆる音色が鳴る奇跡の楽器『シンセサイザー』を、新人営業キャリアウーマンであるファビオちゃんが売っていく。 ビジネス開発の技術者として…

「すべては、我が父クリストファーと母パトリシアの死の真相を突き止めるために、必要なことだったのです！！」 　謀反の疑いをかけられたリセール公マクシミリアンは、従弟の国王ジャック…

高校生最後の夏休みこそ青春謳歌したい！と思っている主人公の片谷春（かたや　はる）。吹部でユーフォニアムという中低音の楽器をやっている。同じところをよく吹くテナーサックス奏者の相田…