「関ヶ原」を含む小説

凡将とは、徳川二代将軍秀忠のことである。 関ヶ原の合戦にて後世までの汚名を被った秀忠を、家臣達、父、そして彼自身の目線で書いた短編小説。

1598年、豊臣秀吉が亡くなり、その遺言で世界中の最強生物を集めることになった人間たち。その「最強生物」こそが、人間に見えぬところでひっそり生きていた恐竜たちであった。しかし二年…

かつて今川家に仕えてきた井伊氏。しかし、主君であった今川義元は桶狭間の戦いで戦死。その後井伊家の男たちは次々と亡くなり最後の希望となったのが井伊の赤鬼と恐れられ徳川家康に仕えて数…

『北政所様の御化粧係〜戦国の世だって美容オタクは趣味に生きたいのです〜』 書籍版はTOブックス様より1〜2巻発売中。 3巻発売10月２日＆コミカライズ1巻10月14日発売です。 …

関ヶ原の戦いに破れ、京都六条河原で処刑のときを待つ石田治部少輔三成。 喉の乾きを覚え、白湯を求める三成に対し、警護の兵は白湯は無いが柿ならあるぞと勧めるも、三成は「柿は体に毒だか…

関ヶ原の戦い後、固縛された石田三成は柿を食べていた。これから処刑されるとしても食い過ぎである。光成に焦る様子はない。この戦は光成にとって２１７回目の関ヶ原の戦いだったからである。…

　天下分け目の関ヶ原の戦い。東軍勝利の鍵を握ったのは天馬を駆る一人の美少女だった。その功績を讃えられ徳川家康から「肩矢りの」の名を賜ったその子孫達は、「御天馬隊」となり天馬を駆っ…

　慶長五年〈西暦一六〇〇年〉九月十五日、美濃・関ヶ原。 　島津勢三千の大将を務める島津義弘は物憂げな表情を浮かべながら目の前で繰り広げられる戦を見つめていた。 　祖父から『雄武英…

　折しも時は、関ヶ原の戦いの最中。関ヶ原へ“並行世界”の伊達政宗――ローマ法王によって十字軍の長に任じられた伊達総長政宗が、愛妾である魔女ドロテアの力を借りて侵攻してきた。途方の…

関ヶ原の戦いって、本当に教科書とかで書かれてる通りなんですかね。だって当事者がひとりも残ってないんだもん、後世に伝える人たちが、ちょっとくらい盛っててもわかりませんよね。そんなワ…

下総関宿藩主で家康の異父弟・松平康元の娘満天姫は家康の養女として安芸国広島藩主福島正則の養嗣子・正之に嫁ぎ直秀をもうけるが、正則に実子が誕生して正之は暗殺される。徳川にもどされた…

令和の日本から突如として戦国時代へとタイムスリップした一人の男。彼が持ち込んだのは、現代の知識と、戦の行方を左右する重大な情報。彦根の小さな茶屋で、運命の糸が交差する。茶屋の主人…

関ヶ原の前、政宗のところに直江兼続が隠密裏にやってきた。連合して家康を倒そうという誘いである。その話を聞いて、政宗は関東に兵をすすめる。くっついたり離れたり、政宗の策謀がいたると…

　豊臣秀吉の治世の下に桃山文化が花開き、民は一時の快楽に酔い痴れるが、覇者の生が終わりを告げると、世は戦乱に向かって再び動き出す。石田三成と徳川家康、さらには奥州の伊達政宗、九州…

関ヶ原の合戦の中央突破を目指した、島津義弘公は令和時代に現れる。 さて、義弘公は無事に1600年に戻れるのか？

東日本と西日本。 関ヶ原の戦いで決着がつかないまま月日が流れた日本は、ニ〇〇〇年に起きた事件から敵対していた。 自らの中に伝承を植え付け、身体を機械化させて攻めてくる西日本。 …

関ヶ原の戦いで徳川率いる東軍が勝利してから数年―― 拓かれたばかりの江戸では、まだ魑魅魍魎との諍いが絶えず聞こえていた。 少年、尾形森羅は自身に起きたある事件をきっかけに、 新し…

上杉攻めの際、政宗は白石城攻めのあとに、福島城攻めを考えていた。しかし、城主本庄繁長の策略により、福島城は攻略はできなかった。その史実をもとに、空想をふくらませて書いた話である。

関ヶ原の戦いで東軍につき、裏切り者としてその名を現代まで残した男、小早川秀秋。若かった彼はいったい何を思い、この決断をするにいたったか。 注意：この物語はフィクションです。概ね…

　東山文化とオタク文化が融合し、傾奇者が中二病と呼ばれる戦国時代。 　天下分け目の関ヶ原合戦も終わり、日ノ本は静謐を迎えようとしていた。武蔵国の山奥に住む少年――薙原奏も天下無…