「身分差 姫」を含む小説

震える少女は和平を背負い敵国へ――政略結婚で出逢ったのは、生真面目で心優しい軍人王子。「これが俺の妻か。小動物のようだな」…… 　村娘だったシェリエンはある日姫として取り立てら…

目を引く美貌、明晰な頭脳、優秀な魔法能力。完璧な皇女と称えられるパメラはある日、ある騎士に会って意識を失った。 目覚めた彼女が気づいたのは、自分のものではない記憶が自分にあること…

今は天下泰平を謳歌する極東の島国・暁津洲が、群雄割拠の只中にあった頃。八鍬国の徳永家には、「解語の花」と称される美しい三姉妹がいた。 始まりは、縁談を拒んだ一の姫の入水だった。姉…

新米騎士のセナは入団後たった十日でヴィラスター王国の王女・セレニアの近衛騎士に選ばれたスーパーエリートである……と、思われている。 だが、実際はひょんなことからセレニアの正体が第…

王家の末姫エセルと、魔物狩りをしている謎めいた剣士ラキスが、様々な障害を乗り越えて幸せをつかむまでの物語を、童話風かつ少しダークな世界観の中で描いています。障害は種族差、身分差、…

姫は魔王討伐を成し遂げた勇者との婚姻を望む（全４話） ※小説家になろうでも掲載しています

【性別逆転・ツンデレラブ（？）バディミステリ】 病弱な帝姫の宮。姫の寝台の上では小柄な宦官が下着姿の姫君に追い詰められていた。 とある事情から自分に成りすませと迫る姫君に対し、必…

感謝！なろう週間ランキング17位になりました。 「桔梗院　天音ききょういん　あまね嬢。 本日を以て貴女との『婚約関係』は破棄された。 私はこの真の桔梗院家の姫華音かのん嬢…

北方の大国・シールと刃を交える小国・ランドルの末子にして唯一の王女・リラン。戦火を逃れるために訪れた離宮で、孤独な王女はひとりの少年と出会う。

15歳の白美雨（メイユイ）は四大名家・銀狼家の流れを組む、白家の一人娘。けれど両親を幼い頃に亡くし、この国で重要とされる「守護術」の試しの儀式すら参加できず、無能と虐げられてい…

　オーストリアの皇妃候補に選ばれたバイエルン公爵家の令嬢ヘレーネ。 　見合いの顔合わせで青年皇帝フランツ・ヨーゼフが惚れ込んだのは、ヘレーネではなく付き添いの妹のエリーザベトだ…

――援助を手に入れるために必要なのは、王の子を産むということ―― ナウファル国は広大な砂漠にある弱小国のひとつ。 第七皇女であるアルティングルは、《とある目的》のために、砂漠を…

400年も続く由緒正しき陰陽師の家系に生まれる桐花未桜。しかし、陰陽師としての才能はなかったが、いつも笑顔で優しい性格。使用人や町の人に愛される。幸せな日々を過ごした。13歳の時…

豊かな森を有す土地に興されたホルデッツ王国。 その土地と森の恵みを、人々は余すことなく享受して生きていくが…。 クロノヒョウ様自主企画参加作品です。 「お題でカクコン挑戦」企画…

【星200・PV13000以上いただきました！】 魔族との戦争の末、やっと平和になったハイリタ聖皇国。 その小さな島国の次期皇女となるサラ皇女殿下。そのお姫様のために新たに親衛…

　平野民人はその名前と平凡なスペックから”平民”というあだ名で呼ばれていた。 　民人は”姫”と呼ばれるスクールカースト最上位の幼なじみに恋心を抱いていたが、もう一人の幼なじみであ…

平安時代。中納言家の一の姫である彩姫には日課があった。夕暮れ時に御簾の外に出て、庭を眺めるというもの。 この日も、いつものように乳姉妹である、七里と共に眺めていると、一匹の狐が迷…

※※※ 　――彼の目に涙が浮かんだが、風で飛んでいった。 「――えっと、つまり……私の為に、全てを捨てる必要なんてないんだよ」 　彼は私を抱きしめた……というより、抱きついて言っ…

王妃が死んだ。 冷遇していた夫の国王は今更ながら愛していたのにと後悔をしている。 実の娘を生け贄にしようとした国王。それを庇い代わりに生け贄として源泉に身を投げ死んでいった王…

大人になって色々な人に求婚されるお転婆を通り越した姫様と、相変わらず振り回される執事の話。 【短編「姫様の使用人」https://kakuyomu.jp/works/168169…