「美味しかったです」を含む小説

作者の実話を絡めたお話です。 読めば、夏の蒸し暑い夜が少しだけ涼しくなるかもしれません。

十五夜に起きた少し不思議なお話。十五夜のイベントが、他所の地域ではお月見どろぼうと呼ばれているのにどうして僕の地域では「十五夜さん」と呼ばれているのかについての紹介です。 フ…

　彼の部屋の窓を開けると、そこには、二人の男の子が座っていた。 　毎日ベランダで過ごして、おもちゃと小説があれば、ご飯もいらないのだと言う二人。 　大学生にしては妙に大人びた彼と…

隔日更新です。 年に数人が魔法を貰い渡り人として異世界に渡っていく、そんな世界である日、橋沼桜が選ばれた。 貰った魔法は、昔食べて美味しかったチョコレートをまた食べたいがためのお…

＜あらすじ＞ 中学一年生・拓人（たくと）は、祖母と二人暮らしをしていたが、祖母が急逝してしまう。 失意のどん底で、雨の道路を踏み外し、トラックにはねられたと思ったが、目覚めた場所…

母の日に贈り物をする話

　ある日、ニュースで巨大な隕石が地球にぶつかる事を知った。世間は騒然としていたが、そのうち最後の日くらい穏やかに過ごそうという流れになった。 　私も、その流れを受けて仕事が休みに…

二人で食べるごはんはもっと美味しかったな。 君と話しながら飲むワインは、あっという間になくなったのにね。

僕は、30回目の結婚記念日に、妻と一緒に食事をしようと外出した。新しくできた店をみつけて、入ってみることに。そこは、とてもお洒落で落ち着いた感じで、とても雰囲気のいい店だった。出…

渚学園には珈琲部が存在する。 だが、人数不足で廃部の危機が迫っていた。 僕達は典型的な廃部に抗う為に試飲会を行うことにした。 今回、細かくコーヒーの描写をするにあたり、ネルソン…

小さな島に住むのら猫のボクから見える日常の生活。 島にはたくさんの人達がいて、ボクを見かけると声をかけてくれるんだ。お魚をくれたり、かつおぶしをくれたり、撫でてくれたり。あ、そう…

ある日高校帰りの主人公である、橘　快飛（たちばな　かいと）は帰宅中に、家の前に1人の女子生徒が倒れているのを見つける。 その女子生徒は学校では人気の、飛来　神楽（ひらい　かぐら）…

温泉で火照った身体に染み渡る冷やしうどん。しかし何処を見渡しても、「彼」の姿は無かったーー いるはずの「彼」の行方が気になり過ぎて、お客様アンケートの裏面に小説書いてアンケート…

これはとある噂話だ。 大通りから一本……路地裏のさらに奥に「—―もう来るなよ」と、お店へと来てくれたお客さんに対して、帰り際そんなことをつぶやく店主が居るお店があるらしい。 あた…

俺はこの町の木に囲まれたひっそりと佇むパン屋――ヤマシタ・ベーカリーの常連だった。そんな俺はヤマシタ・ベーカリーのバイト店員――倉科さんに徐々に惹かれてゆく。倉科さんは丸い眼鏡を…

★第8回キネティックノベル大賞小説部門佳作★ ★小説家になろう版180万PV突破★ ★第9回ネット小説大賞一次選考通過★ シュテルン・アハト・クーヘンは転生者。 魔法が使える世…

ホームパーティで出された食材とは？

もう廃業してしまったらしいアメリカのスーパーマーケットのポップコーン 今思えば…。 いついただいたものだったのか、賞味期限は大丈夫だったのか…。 でもとっても美味しかった…

ある食卓にカニがいた、美味しく食べられる彼が今回も食卓に並ぶのだが忘れられ捨てられてしまう。そんな無念を抱きながら天界へ向かうと神を名乗る人から「今日食べた蟹が美味しかった記念｣…