【佳作受賞】転生したら火魔法が使えたので人気パン屋になったら、封印済みの魔王が弟子入りしてきた【第8回キネティックノベル大賞】

テンポ良くサクサク読み進めました。面白かったです。

注意！！　この小説、小腹が空いたときに読んじゃダメです！！！！
なぜならもっとお腹が空いてしまうから……（経験者）



と、早速レビュータイトルと矛盾したことを言いましたが。
では「小腹が空いた時に読みたい」とはどういうことなのか？
それはこんな時です。

＊何か小説を読みたいけど、今はあまり時間がない。ちょこっとつまむ感じで読みたい！
＊文字を摂取する元気もない。でも文学に元気をもらいたい……！

そう、小腹とは「読書量の小腹」のこと。この物語は長編ではありますが、まさに小腹が空いた時にぴったりのグルメ小説なのです！
もちろん、本当に小腹が空いているときに読んでも良いと思います。きっとあ…続きを読む

美味しい小説は好きですか？
本の中で読んだ食べ物を、食べてみたいと思ったことはありませんか？

こちらの作品は、食べ物がたくさん出てきて、登場人物たちがいつも楽しそうに作ってたくさん食べていて、その描写がとてつもなく緻密でどこから読んでも美味しい物語です。

小説の中に入りたい！そこで一緒に食べたい！そのパン買いたい！パンの話だと思っていたら和食も揚げ物もポテトフライもどかどか出てきて全部美味しそう！
という、食べ物大好きな方には夢のような小説です。小説の中に入れなくても、全部現実でも入手できる食べ物なのも嬉しいです。これ明日食べよう！と思ったら、その日一日あった嫌なこともいつの間にか忘れて…続きを読む

パンの描写がすばらしくて、めちゃめちゃパンが食べたくなってしまいます。
生地をこねている光景の時点で「これは美味しいやつだ……」とわくわくするのに、焼きあがった時の描写がさらに良くて……今すぐこのお店にパンを買いに行きたい。すごく行きたい。
美形の魔王様が従業員になるという設定が素敵だし、従者がとてもいいキャラしてるのでキャラ同士のやり取りもコミカルで楽しいです。
ストーリー展開もほっこりさせられる感じで、おススメです(*ﾟーﾟ)ｖ

作者さんがパン作りをしているようで、バン作りの様子がとても楽しく書かれています。
パンの種類も、物語の進行とともに、だんだんと増えてきています。
料理も美味しそうです。
パン好きな方には、もちろんおすすめですが、
耳で聞いている方にもおすすめです。
文章表現や構成が巧みで、目の前にパン屋さんのキッチンがあるかのような、柔らかい文章で、楽しくストレスなく聞けます。
まだ、前半を読んでいる所ですが、おすすめです。

この作品はお腹空いているときに読まないでください（笑）

炎の魔法を使うが、そこまで魔力の強くない主人公が選んだ職業はパン屋。そして、とても美味しいパンを焼くのです。さらに、元魔王や、その従僕も加わり、美味しいパンの話は続きます。

皆様、是非御一読ください。

とても素敵なパン屋さんのお話です。
読んでたら美味しいパンを食べたくなりました。
美味しい表現が幸せ感いっぱいです笑