「氷 冬」を含む小説

例によって十五年ぐらい前に書いたショートショートです。 その当時の創作仲間に読んでもらったら、一人から「これはありえない」とばっさり斬り捨てられました w。ストーリーが語ろうとし…

【喫茶店『フルムーン』（プロローグ）】 末永くお幸せに――ミステリアスな魔法使いルナウが住んでいるのは村はずれにある住居を兼ねた喫茶店『フルムーン』。結婚相談所を併設しています。…

ビルツ邸の裏庭で、花々が氷下の眠りにつく冬。 記憶喪失のアンナは、美しき地下牢の青年・眠りの君と出会った。一目で恋に落ちた彼女は、他者を寄せつけようとしない青年になんとか振り向い…

僕の住む村には冬になって来るたびにやって来る少女が居た。 彼女は赤い槍を持っていて、村の人間とは何かが違っていた。 これは、ある二人の馴れ初めの物語。 全四話構成。

南の果てに、冬を生み出すといわれている、名もない小国があった。 そんな小国の辺境に存在する、氷で覆われた巨大な城は、人々から〝氷の国〟と云われている。 氷の国の次期女王である…

今から10年前、とある王国の王女は重い病気になってしまう。彼女は元々体が弱く、悪化するだけで、長くは生きられないことがわかっていた。その時、彼女がつけていたペンダントから不思議な…

俺が毎日の通勤に利用するここ――N駅では冬になると事故が多発する。 なぜか？　その理由は、降った雪が氷となってホームが滑りやすいからだ、と言われている。だが――。 ※小説家になろ…

お隣さん、と変わった呼び方で己を呼ぶ声を、男はハッキリと覚えていた。世界が終わる頃になってようやく、"隣人"として交流を持てた少女の声だ。無情に氷に吞まれていく世界で、最期まで熱…

万病に効く氷の花を求める姉妹。 雪山の中で旅人が見た魔物。 絵の中のむすめに恋をした氷の魔法使い。 アンティークショップの、雪と氷にまつわるふしぎな品々。 これは雪に潜む魔物と…

【あらすじ】 未定 【世界観】 鬼と古人と粘者(スライム)の主に3種族が暮らす世界。そこには種族ごとの国があり、鬼の国「鬼月国」では、能力に応じて四季の名を冠する領地にわけられて…

冬樹 トーコは13歳の女の子。 中学進学を機に両親の仕事の都合で、それまで暮らしていた生まれ故郷から離れることになってしまった。 人見知りのトーコは、新しい環境に馴染めず、中学で…

人間の形をした人間ではないもの、人間と呼ぶけどやっぱり人間ではないもの。 そんな〝人間〟が、自らの星を飛び出して、氷になってしまった友人の為、冬を求めて夏ばかりの世界を旅するお話…

中学三年生の夏、それは何でもない日の放課後だった。紫月（しづき）は友人の梨咲（りさ）が塾に入塾するために、付添うこととなった。古びた建物の三階にある塾へはエレベーターで向かったが…

　アリスティア伯爵家の次女ロミアは、昔から病弱で、家からほとんど出られない子供だった。 　不遇な境遇で育ったロミアは、ある日突然父からの命令で政略結婚をする事になる。 　けれども…

冬を舞台にお題に沿って綴る短編集。5分以内にさくっと読めます。当分毎日更新（予定）します。 お題提供してくださる人は応援コメントにどうぞ！ 当面のお題 20日　月 21日　散歩 …

私、シャルロット＝リシュー。 リシュー男爵家の娘なのだけど、今は甘味処の店主。 どうしてかって？ レビンを煮る匂いで、前世で大好きだったおばあちゃんのことを突然思い出したの。…

　テラフォーミングが成功した火星は繁栄を極めたが、それは長続きしなかった。環境維持プラントのOSを更新できなかったため、気候が極端に寒冷化したからである。 　これは、火星連邦首都…

ある冬の午後、美雪の乗った列車が安全点検のために停まった。そして同じボックス席に座る乗客との会話の中で、意外な昔話を聞く事になり……。 ありま氷炎様の自主企画「第八回春節企画」…

ねぇ…… おとこの人ってスキでもない子と出来るの? 少女の一言は少年にとってはあまりにも甘美であり、どんな小説やエロ本よりも少年を昂らせるものだった。ただ少年はあまりも幼かった。…