「枯れ」を含む小説

''国狩り''とまで呼ばれた史上最悪の殺人鬼、ダーラ。 彼の生まれであるクルド家は代々並外れた魔力と、魔法の才能を持つ名家であった。しかし、彼は魔力を全く持っていなかったのだ …

ソメイヨシノって、クローンなんですよね。 最初の一本はどんな花だったのか、どこにあったのか、気になりませんか？ 桜が好きで書き始めて迷走中

とある北欧の町、リガ・ダナウ。そこに一人の美しい女性、アイネスがひっそりと暮らしています。 実は彼女はその道では知らない人のいない有名なエージェントでした。 そんな彼女にあるタ…

《カクヨムコン9中間突破作品です》※本編完結済 「今までの提出書類の不備：0」の総務部高感度ダントツ第一位男が書類不備？ 旅費精算のミスを発見してしまい、困惑する総務の梶川祥順(…

親友推薦の恋愛乙女ゲーム『ときめき♡ファンタジア』 プレイしてみたものの、攻略対象にこれほど「ときめかない」って、乙女としてどうなんだろう？ そう思っていたわたしが、まさかこ…

「……死ねというのか。あいつらは。俺に死ねと……」 　目に正気がない男性は小さな声で独り言を言いながら、酒を煽る。空になった空き缶は部屋中に溢れ、あちらこちらにゴミが散乱してい…

　聖女のニーナは、勤め先でもあったシレジア子爵に婚約破棄され、失意のまま故郷へと帰ろうとしていた。 しかし乗合馬車の待ち時間に入った食堂で、シレジア子爵家の兵士達の話から、後輩聖…

十年前に記憶を失ったルシアは異国で壮絶な人生を経験した。 ある約束の為、イベル王国を訪れ王女エンジェレーネと出会う。 失った記憶と過去に触れながら物語が展開し二人の出会いは世…

　友人から枯れ女と評された”小鳥遊　涼”は、夏の終わりに海外に移住する事となった兄と甥っ子から、ある物を託したいという願いを受け、その願いを渋々引き受ける事となったのだが、託され…

　主人公の肇は不思議な森で目を覚ます。意識が朦朧とする中、森を抜けた先の小高い丘の上で歌う少女――サクラと出会い、そこで限界が訪れて意識を失ってしまう。 　目を覚ました肇は自分が…

あんたの爪が私のお腹の上で弾けた。聴きなれた音、麻痺した痛み。 私の時間はあの海に取り残されて、枯れていく。

　この世界には、精霊と契約した強力な魔力持ちが４人いる。 　王都を中心に東西南北に分かれた領地で魔力を使って、役目の春夏秋冬の『祈り』をし、この世界の気候のバランスが保たれていた…

高校一年生の式守新は今日も自分自身に「嘘」をついていた。 努力を惜しまず、困っている人に手を差し伸べる、そんな真面目な中学時代の新に訪れたのは挫折と人間の醜さだった。損得勘定の人…

海に浮かぶ島ディストリア諸島で発見された古代の書物。そこに書かれていた島の謎を解明するために青年のアートは冒険を始める。島で出会った研究員の二人と謎を解明していく中で見つかるマホ…

無邪気でポジティブな冒険者、フリージア。 彼女はいつも明るい笑顔を絶やさず、どんな苦境にも負けない強さを見せてきた。しかしその笑顔の奥には、枯れた花のように消えない劣等感と、かつ…

日常生きていて思いついたフレーズをとりとめもなく記します。 書き留めながら洗練させていきたいのでマイナーチェンジも多く投稿しようと思います。 題材がフィクションかノンフィクション…

地上は荒廃していた。戦争の痕だろうか、歩兵用と思われる細長い武器が地面に突き刺さり、不発に終わって信管はなく外郭だけが残った爆弾が転がり、戦闘用自律兵器が崩壊したまま放置されてい…

カクタス（Cactus） 目・ナデシコ目 科・サボテン科 和名・サボテン/シャボテン/カクタス/仙人掌/覇王樹 花言葉・枯れない愛、情熱、燃える心 メリーバッドエンドアンソ…

人の世は平等にはなり得ない。 遥か昔に唱えたのは、この世界を収めていた――最初で最後となる神である。 神と呼ばれていたが、姿は人間そのもので、四季を運び、人の世に関与して来ないソ…