うちの子が関わった物語- 「花は枯れても輝きを追い求めて」

冬月加奈

幽霊船の冒険

-登場人物-

執筆目線:フリージア(メリア短命種)

https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?id=j3xljh

2.ルオン・タナトライル(ハイマン)

3.トトカ・ホシユイ(人間)

4.メイシア(ルーンフォーク)


-シナリオ概要-

唐突に現れた幽霊船の調査をします。

ほぼシリアル。(ゆるふわネタシナリオ)

主にゆるゆる戦闘とマリオパーティみたいなすごろくをします。

その中でおきたロールプレイをメインに書いていきます。


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この物語はフリージアの目線でお楽しみください。

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【本編】

ギルドの掲示板の前で、私、フリージアは今日も新しい依頼があるかを探していた。何か面白いものがあればいいなぁと思いながら、ふと耳に入ったのはルオンさんの堅苦しい声。


ルオン「幽霊船…ですか。アンデッド…ですかね?」


えっ、幽霊船!?興味津々で近づくと、トトカさんとメイシアさんがその話題に乗り気になっている。


メイシア「お宝とかあるかな!」

メイシアさんの目がキラキラしている。


トトカ「幽霊船のカード的には…悪くない!」

トトカさんもやる気満々だ。


私も負けじと声を上げる。

フリージア「すいませーん!!何か依頼ありませんかー!?」

駆け寄ると、彼らは既に幽霊船の話で盛り上がっていた。


フリージア「幽霊船!お宝探しに行きたいです!!」

ワクワクが止まらない。


ルオンさんは私たちのテンションに少し困った顔をしながら話し始める。

ルオン「生前の怨念や執着によってアンデッドが守護しているものです」

冷静に解説を始める。正直、難しいことはよくわからないけど、メイシアさんと一緒に

「「へー、なるほど!」」とうなずいておいた。


出発の日。船に乗り込んで見えてきたのは、まさに幽霊船そのもの!


フリージア「あれですか!?」と指を指すと、ルオンさんが真面目な顔で答える。

ルオン「おそらく海賊船ですね」


フリージア「ならず者の船ですか!?悪い人の船なんですね!!」

なんだか興奮してきた。悪い人なら倒すだけだ!


船内に足を踏み入れると、なんといきなり「ばぁ!!!」と子供の声が!

フリージア「メイシアさん、どうしました!?」

振り向くと、布を被ったゴーストのような子供たちが立っていた。


「ひっさびさのお客さんだ!」とれいちゃん。


「驚いた?」とゆうくん。


いやもう、めちゃくちゃ驚いた!!でもなんだか可愛らしい。

お名前を聞いてみると、彼らは幽霊で、なんと「倒してほしい」と頼んできた。


フリージア「えっ!?倒すって!?えーと、つまり浄化する感じですか?」

ゆう君「そうそう!そのほうが僕たちも楽になれるんだ!」


ルオンさんは冷静に話す。

ルオン「アンデッドと交わす言葉はありませんよ」

杖を構えているけど、私は話したくて仕方ない。


フリージア「ゆうくん、れいちゃん!話しましょうよ!」

ルオンさん聞く耳持たず、そのまま戦うことになっちゃった。


れいちゃん「えー、でも倒してもらう前にちょっと遊ばせてよ!」

れいちゃんがスケルトンを召喚した。


戦闘が始まると、ルオンさんがめちゃくちゃ真面目に魔法を唱え、スケルトンを次々と倒していく。

ルオン「神によって浄化されてください…!」

トトカさんも負けじと剣を振り回し、メイシアさんはメイスを豪快に叩き込む。

トトカ「お宝もらうです!」

私はと言えば、「土の妖精さん、押しつぶして!」とアースハンマーを放ち、気分は上々。

フリージア「ゆうくん、れいちゃん、楽しいですかー!?浄化まであと少しですよ!」

れいちゃん「わー!強い!」

れいちゃんが拍手しているのがなんだか面白い。


戦闘が終わり、彼らは満足げに浄化されていった。

最後に船中を探索すると、宝箱があちこちから見つかる。


フリージア「わーい、これ全部私たちのものですね!」


メイシアさんが綺麗な貝殻を拾ったり、トトカさんが謎のポーションを発見したり、私もなんだかんだでいいものを見つけた。


「これ、妖精さんに喜ばれそうですよね!」


ルオン「そうですね…」と、ルオンさんが微妙な顔をしている。

どうやら彼が見つけるものは呪われている率が高いらしい。


フリージア「ルオンさん、それ悪い人の服ですよ!」

ルオン「黙りなさい!」

怒られるけど、ちょっと楽しい。


帰りの船に乗り込むと、なんだかスッキリした気持ち。


フリージア「幽霊船、楽しかったです!!また行きたいです!」


ルオン「楽しいとは何事ですか!」

ルオンさんは真面目な顔で怒るけど、トトカさんとメイシアさんも私と同じ気持ち。


「「「終わり良ければ総て良し、です!」」」

「そうだね、次も頑張ろう!」


こんな感じで、ギルドでの冒険は今日も続いていくのだった。


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