「夜空」を含む小説

　夜空に瞬く星のように、その光は私にとって必要なものだった。いつまでも、いつまでも輝いていてほしくて。翳ってなんてほしくなくて。 　だから────

カドカワBOOKS様より1、2巻が発売中です（第2巻はweb版とは少し展開が異なります） https://kakuyomu.jp/publication/entry/202003…

都会の喧騒を忘れ、クリスマスへと時が厳かに流れていく。学生街の灯りが華やかに瞬き、「きよしこの夜」のキャロルが心の奥底に響き渡る。初雪の風花が舞う夜空に願いを込め、過去の思い出が…

家族を恨み、自己嫌悪に陥った少年。 彼は、家族から、決断から逃げフラフラと夜の街を彷徨っていた。真っ暗闇をいくあてもなく彷徨う少年に手を差し伸べたのは二人の大人と一人の少年。 …

私の視力が両眼0.06であること、小学生低学年のころ夜空を見るのが好きだったことから思いついた中二病文章

高校以来の再会は思い出の花火大会。 花火を見上げて、それぞれの想いを馳せる大人たちについて書いた短編3本です。 打ち上がる花火に合わせて歓声が波のように押し寄せる。 甚平と…

恋に破れた少年は、新しい恋に出会う。 「恋の傷は、恋で癒すの」との言葉を胸に。

戦乱の時代、赤い星が夜空を染めるとき、運命の試練が訪れる。 狐人族の少女カリナは、故郷の村をアルヴァーク軍の無慈悲な襲撃で失い、妹と共に必死の逃亡を図る。 燃え上がる炎の中で失わ…

　クリスマス記念ショートショート作品。 　本作品は本格ミステリではありませんが、広義のリドルストーリーではあります。 　ただし、この謎はあくまで「解釈」してください。 　絶対に…

クランカティア王国の王女エストレッラ。雪のような白い髪に冬の空を移したような瞳を持ち無表情。そんな彼女は人々から「心の凍った氷雪の姫」と呼ばれている。 エターニア帝国第1王子シ…

世界に落とされた一輪の花。 儚くも強い毒の花。黒に青を添えた美しい花。 朗らかな花が持つのは、星のない夜空を抱えたかのような漆黒の双眸。 闇色のローブを羽織り、胸元にはブローチ…

【永久に、踊ろう。アナタと一緒に……そう、滅びゆくまで……──】 【〝本編最終巻〟】 〝姉妹×暴走族×裏社会×警察・愛と悪と争いの物語〞〝恋愛あり・憎しみあり・抗争あり〞 ──…

――忘れられた島、イスラン。 年々住民が減少し、未来は暗い。 十三歳のエイリーナは、島を管理するロンディッシュから独立させる夢を抱いていた。 ある夜、彼女は教育係であり世話…

衝動的に書いたもの 夜の空に光り輝く月。雲が少しかかっているがお構いなしに光を照らす。 暗がりに一本だけある太い飛行機雲。光に照らされ、筋になってる。 なかなか聞かない組み合…

・音野　利木（おとね　りき）　生徒会会長補佐 　　目を覚ますと、名もない世界にいた。ここに来た記憶はない。そこから、雫と出会うことになった。雫曰く、この世界に来た人は過去の記憶が…

★小説家になろう・カクヨム・ノベルアッププラス・エブリスタ連載中★ ・あらすじ・ ブラット達は名も無き城に辿り着いた。そして、城には数十名ほどの者達が集まり協議が始まった。…

　幼い頃からの経験と、中学時代のトラウマによってミソジニスト（女性嫌悪主義者）になってしまった七里（ななさと）は高校二年の春、クラスメイトの由比（ゆい）に告白をされる。しかし彼は…

大学生の頃に書いた小説が受賞し、ベストセラーを記録したことで専業作家の道に進んだ南海祭（みなみまつり）は、ここ３年新しい作品を書いても誰にも見向きもされなくなった。 新たな刺激…

むかし、むかしある所にまるでお花の様な笑顔をする女の子が居ました。 いつもたくさんのお花と笑顔に囲まれそれはもう優しい優しい子に育ったのです。 誰もがその笑顔に救われいつの間にか…