概要
これは〝女子〟という『理不尽の怪物』に抗う、叛逆のラブコメディ
幼い頃からの経験と、中学時代のトラウマによってミソジニスト(女性嫌悪主義者)になってしまった七里(ななさと)は高校二年の春、クラスメイトの由比(ゆい)に告白をされる。しかし彼はそれを酷いかたちで無碍にする。
すると次の日、由比は学校に来なくなってしまい、七里は彼女と同じ女子グループ数人に報復を喰らうのだが、性格の悪い人間特有の理論武装と父親譲りの口の悪さで返り討ちに。
しかしそれが担任の耳にまで入ってしまい、由比の見舞いに行ってやれということで放課後、彼女の家に行く羽目になってしまう。
それを機に、今まで避けてきた女子という存在と関わっていくことになるのだが……。
――これは〝女子〟という『理不尽の怪物』に抗う、叛逆のラブコメディ
すると次の日、由比は学校に来なくなってしまい、七里は彼女と同じ女子グループ数人に報復を喰らうのだが、性格の悪い人間特有の理論武装と父親譲りの口の悪さで返り討ちに。
しかしそれが担任の耳にまで入ってしまい、由比の見舞いに行ってやれということで放課後、彼女の家に行く羽目になってしまう。
それを機に、今まで避けてきた女子という存在と関わっていくことになるのだが……。
――これは〝女子〟という『理不尽の怪物』に抗う、叛逆のラブコメディ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!何だか愛らしい
ネット上のミソジニー男性やミサンドリー女性からは「自分よりも恵まれた同性への嫉妬や劣等感を異性蔑視でごまかしている」という印象を感じる事が多い私ですが、この自称「ミソジニスト」の男性主人公はツンデレ的な愛らしさがあります。そういえば、誰かが「K.A.(仮名)やH.T.(仮名)のような男の女性嫌悪は、かえってある種の女を引きつける」と言って(書いて)いました。
いわゆる「女社会」の欺瞞を主人公が見抜いているのには女の私も同感ですが、ミソジニー男性もミサンドリー女性も少しでも異性愛欲求がある限りは隙が出来てしまう恐れがありますね。
この小説は、主人公を「ミソジニスト」にする事によって、「女…続きを読む