概要
ヒロインたちが主人公でも転生者でもなく、なぜか原作を知らない俺に懐く。
「君はあれだね、ラブコメで言うとモブみたいな子だ」
ある日、ひょんなきっかけでそう言われたことで、小日向晴夜は目が覚めた。確かに自分は自分のことをモブだと思っていたと。
この先はそうなりたくない。どんなものであれ、主人公になりたい。そう決意して努力を重ねた一年後、高校入学の日に偶然、曲がり角でぶつかろうとしている透明な美少女水澄灯と穏やかな少年神崎悠里を助けてしまう。
晴夜は知らない。自分の生きる世界に本当にラブコメの要素が入り込んでおり、今助けた二人がその世界のメインヒロインと主人公であるということを。
それも何も知らないまま、晴夜はヒロインである灯と本来の主人公である悠里よりも仲良くなり、悩みを聞いて協力し灯からどんどん懐かれる。そのまま原作の負けヒロインですら無自覚のうちに
ある日、ひょんなきっかけでそう言われたことで、小日向晴夜は目が覚めた。確かに自分は自分のことをモブだと思っていたと。
この先はそうなりたくない。どんなものであれ、主人公になりたい。そう決意して努力を重ねた一年後、高校入学の日に偶然、曲がり角でぶつかろうとしている透明な美少女水澄灯と穏やかな少年神崎悠里を助けてしまう。
晴夜は知らない。自分の生きる世界に本当にラブコメの要素が入り込んでおり、今助けた二人がその世界のメインヒロインと主人公であるということを。
それも何も知らないまま、晴夜はヒロインである灯と本来の主人公である悠里よりも仲良くなり、悩みを聞いて協力し灯からどんどん懐かれる。そのまま原作の負けヒロインですら無自覚のうちに
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!14話までのレビューです
転生系の上手くいかなかった、当たり前だけどその当たり前を気づかせてくれるいい作品
今のカクヨムやなろう系と言われる転生系は前提となる物語ありきの作品だった訳だけど、人一人が違う行動をするだけで物語は大きく違う展開を辿る事になる。例えば「主人公が珈琲好きだが紅茶好きだった」たったこれだけで珈琲の話は紅茶の話になるし、喫茶店で頼む物も紅茶、珈琲好き同士で話してた人は居なかったかもしれないし紅茶好きな人が変わりに集まって得られる情報も違った為に主人公は転落、または好転した人生を進むかもしれないと行く位に人生とは繊細な物(かもしれない)
そんな転生者の小さな小さな事が回りに人達に影響を与えてしま…続きを読む