「出征」を含む小説

少なくとも300年と少しの未来。 人類の存亡をかけた戦いに出征し、故郷に置いてきた恋人に手紙を送るが、返事が来ることはなくて。 手紙形式で進行するSFショートショート。

　鬱病が高じて自殺を図ろうとした皇女イレーネは、すんでのところで魔導士ラパンツィスキに命を救われた。次々と癒しの手段を提供してくれる彼にイレーネは惹かれていき、結婚を夢見るのだが…

「無影灯が天井に輝き、マスクを強引に被せられ五感を手放す。」一人の少女が監禁されていた。彼女は自分がどこにいるのか分からず、不安になっていた。しかし、彼女はある時、自分の身体にあ…

20xx年、某国。 スマホだってコンビニだってある時代。 それはある日突然やってきた。 【祝！出征。貴殿は、某国の命により出征することが決定されました。出征は3日後。以上】 …

タニア王国将軍のトラバルト。 彼は人族対魔族の争いの只中にいた。 敬愛する国王、愛すべき部下、守るべき民の為に戦う彼だったが、ある日の出征で国を腐敗させている貴族に戦地見物…

昭和二十年、関東軍の兵士として満州に出征した後藤壮太は、終戦と共にソ連赤軍の捕虜となってシベリアの収容所に送られた。そして極寒のシベリアの大地で彼を待ち受けていたのは、地獄の様な…

実在するドイツの画家、Franz Marc（フランツ・マルク）。 ゴッホの絵と出会い、カンディンスキーと出会い、青騎士を設立。 誰にも認められぬ絵を描き続け、第一次世界大戦勃発後…

　ひょんなことから、世にも珍しい『タマ袋をお股にぶら下げたお地蔵さま』に顔面を打ち付けてしまった女子高生のナナ。 　そんな主人公が再び目を覚ました場所は、なんと太平洋戦争直前のと…

朝比奈さんのタイムマシン概念の略称をいつもすぐ忘れてしまうのだが、確かPTSDだったと思う。

　出征していった兄の身代わりとして、金魚の婿をつとめる少女と、彼女の花嫁に仕える少年。 　ふたつの婚礼に翻弄されるほかないふたりは、海神の姫君として祀られる金魚をめぐり、海辺の街…

ヴィクトリア朝辺りのロンドンを舞台に。 夫が出征した。取り残された妻の、ある夜の決意。

出征を目の前にした主人公は彼女を悲しませたくないために、別れ話を持ち掛ける。だが……