勇者に下してやる鉄槌

この日ロットルは勇者達の出征を眺めに来た。
時間潰しとして勇者達の顔を眺める為である。

長い時間を待って、ようやく彼が勇者達が行進する姿や振る舞いを視た。
その時ロットルは一人の人間として、何を想い、どう感じ、どう振舞うのか。

魂の蠢動が今ここで曝される。


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※2024.1.27　本文を追加修正しました。
※短編　一話完結です
※この作品は『小説家になろう』にも投稿しております