「人外・怪異」を含む小説

　この世は常に視えぬ脅威に晒され続けている。 　人にあだなす怪異、あやかし、邪神の復活を目論む異能者達──それらと日夜戦い続ける者達がいた。 　皇紀二六六七年、日本皇国。大學の神…

　【並行世界編、世界線一完結】悍ましい花で溢れ退廃した世界で生きる、少女と“彼”。 　人間の少女と、人ではない彼の、残酷で儚く美しい、真実の恋愛録。§ホラー×恋愛×現代ファンタジ…

囚われの獣に魅入られた青年の話

春風若菜はただ、ゴスロリを着て、夜の廃墟にたたずみたかっただけなのに。 そこに棲みつく透明な〝彼〟に手を取られ、 気づけば私は、泥にまみれて甲斐甲斐しくかしずかれていた―― ゴ…

とある浜辺で3人の子供たちが見つめていた物を拾った浦沢次郎。どうやら子供達には開けられなかったらしい。その開けられなかった物とは何か？気になった浦沢次郎は……

人探しをしながら人間のふりをして生活していた怪異『彼女』は、ある日クラスメイトの八千原志朗に呼び出された。志朗は『彼女』の正体を言い当て、協力を申し出てくる。志朗の協力によって人…

選ばれたのは運命か否か。 時計塔で笑むは狂気じみた魔人、告げられたルールはあたかも、地獄。閉じられた島の中、強要された殺戮。 月が沈むまでに生き残った者が勝者となる猟奇めいた檻の…

R15作品。デスゲーム×お仕事×ちょっと猟奇でエッチなラブコメ☆略称は「GotD」 浜辺に打ち上げられてた人魚の肉を食べて不死身になったヨタローくん（推定年齢500歳）がデスゲー…

伊豆大島から更に東南に百キロにある特別行政都市楽都、通称『楽園の島』。その『楽園の島』の『雑用係』として働く男、国上真尋。守銭奴で無慈悲な彼には、自称天使と名乗る『異なる者』が同…

　刑事である清水弓弦は、休日の朝にトーストを焼くことに失敗した。不法侵入常習犯の陣貝教授が、新聞をテーブルの上に置いた。その新聞の記事には『焼死体発見』と書かれているのを見ている…

「ここから始まったんだ。俺と怪異を取り巻く人々とのどこか不思議で温かい物語が」 　俺、渡瀬春翔はごく普通の翠霞院大学の１年生である。ある時俺はオカルト研究部の調査員決めのジャンケ…

僕の名前は九十九幽夜。 僕は人間じゃない。 今日も今日とてメールが届く。 不承不承ながらも相方の女、怪力乱神と共に。 アヤカシ退治に精を出す。 ――これは人間になりたい異物と異物…

幸せの絶頂だった‘僕’。だが、プロポーズをした彼女は吸血鬼であり…… 百百百百さん編 境界アンソロジー『／』寄稿作品

夏休み。高校二年生の恵実は田舎にある祖父の家に訪れていた。恵実はそこで八尺様と呼ばれる怪異と出会う。 ※※いくつか修正していますが、この小説はpixivにも同タイトルで投稿して…

　駆け抜けた夜は遠回り。 　手にしたものは、確かな陽だまり。 　おかえり、ここはきみのせかい。 　フリーターの青年が夜を往く、オカルト青春ファンタジー。 　この作品は小説家にな…

　科学の発展した現代社会の裏側で不可思議な存在が様々な事件、騒動、事象を起こしている。そんな出来事に巻き込まれる人々の物語。 　妖怪や都市伝説を題材とした話です。 　話ごとに…

見てはいけない怪異と盲目の少女の話。短編。 別サイトより転載。

中津川日向と水瀬裄夜は出会い、ある流れに巻き込まれる。 出会うものは、神か、怪異か、人間か。過去の清算か。 怪異とごたごたの果てにたどりつくのは。 2003年以前からサイトなどに…

山の中で宙に浮いた男を見た。

作者が見た夢を題材に書いた短編小説です。 人外×少女未満の何か。