領収書の宛名は「（株）ゲーム・オブ・ザ・ダイニングデッド」で。

昔々、人魚の肉を食べて不死身となった与太郎という男がおったそうな……

不死身性を活かして傭兵稼業に励んでいた彼は、新たに、デスゲームを運営、配信する会社（なんだその会社）に就職することになる。

残酷描写、暴力描写、性描写とレイティング三拍子を揃えながらも……いや、三拍子が揃い、デスゲーム運営側を主体とすることで成立する、絶妙なエロスプラッタラブコメディです。

ヒロインとの破れ鍋に綴じ蓋具合も良い。
先輩社員たちの活躍も見逃せません。

与太郎くんの不死身性は難儀な再生タイプで、痛みや苦しみを伴うものです。そのおぞましさも彼のキャラクターを下支えし、ストーリーと相まって良いのです。

年齢制限かからない塩梅で、ここまでストーリーを成り立たせた上でギリギリのエログロが出来るのは天才だと思います。
そしてここまで幸せなエログロは超貴重です。
主人公が不死身くんで良かった～
私から言えるのはそれだけです。

株式会社ゲーム・オブ・ザ・ダイニングデッドは、富裕層をターゲットに、庶民が逃げ惑い、殺戮されるリアルデスゲーム配信を提供する会社です。

人魚の肉を食べて不死身になった新入社員が、快楽殺人鬼の美人ウサギにマシンガンで蜂の巣になるところから始まります。
単なる、エロとデスゲームで終わるのかな？と思っていたら、余興が追加され、あれよあれよと、地味なエピソードまで回収されてしまう見事な展開の作品です。

あと、主人公・ヨタローがカッコいいです。
名前ど忘れしたんですが……昔、浅野忠信とかが出てた単館映画系のカッコよセンスは、カクヨム中では作者さまじゃないと出せないんじゃないかと思われます。

ヨタ…続きを読む

死なないけど死にまくる。５秒に１回ぐらい死ぬ。
これぞデスゲーム。だけどラブコメ。しかもサラリーマン。
スリリングでスピーディでグチャグチャでエロい。
映画っぽいノリの異色の現代ファンタジー？作品です。お勧め！

着眼点が素晴らしいブラック＆ラブ・コメディで、飽きさせることなく一気読みさせてくれる強いお話です。

何度も、ふふっと笑ってしまう仕掛けや、思わずニヤニヤしてしまうような描写が楽しい。
アクションシーンも格好よくて、まるで映画を読んでいるかのよう。
ラブコメ要素が強く、ヨタくんとマナミさんのイチャイチャシーンはドキドキさせてくれます。

倫理観に拘らず、セクシーなシーンや登場人物たちが簡単に死んで行く（デスゲームなので死んでいくのですが）話が気にならないのであれば、楽しめるのではないかと思います！

悲壮感のない…というか、むしろ痛快エンターテイメントと言ってもいいデスゲームです。
ストーリーはテンポよく進み、コメディちっくなので、残酷シーンが苦手な方もするすると読めてしまうと思います。
デスゲームなのに主人公が不死身という設定も面白いです！

そして殺人狂なマナミさんがとっても可愛い！
主人公が作中でマナミさんに「かわいいかわいい」となってましたが、読みながら私も「うんうん」と頷いてました(*´-`)
マナミさんにまっすぐゾッコンな主人公にも好感が持てました♪

まったく飽きさせず、気づいたら読み終わっていました。
楽しませていただき、ありがとうございました！

デスゲームかぁ、きっとドロドロしたものが。
と蓋をあけてみれば、人は簡単に死ぬ。
でも主人公は死なない、だって不死身だし。

そして、不死身だからこそのギャグが秀逸。
ラブコメも忘れずにと、不死身になっても忘れない男心。

少し疲れて軽い気持ちで笑いたい時、読んでみると良い感じで力が抜けて笑えてしまえますね。

1章ごとの文章が多すぎず、少なすぎずとても読みやすくて小説を読んでいるのにまるでその登場人物になったかのようにスっと話が入ってきて1度ならずとも何度も読みたくなるような作品だなと思いました！

めちゃくちゃ面白かったです(　>д<)､;'.･

最初から最後まですごーくかっこよくて面白いのです！

あれ？　電車乗り過ごした！　って言うくらい物語にどっぷり入り込む、この臨場感と、ドキドキが良いのです！
中毒になること間違いなしですっ。

そして主人公ヨタくんのラブラブっプリが、もぉ～たまらない！

ドキドキの愛を体感したい、そこのみなさま！
ぜひ読んで⭐

もう読まれたかたは、もう一度このわくわくをご一緒に(^∇^)！

↓切に願う↓
アニメ化して欲しいなぁ～。

不死身なヨタローくんは、不死身の特性を生かして、モニターされてる系デスゲームを舞台にやりたい放題やっちゃいます。

痛快さあふれるグロシーン、想像の斜め上を行くキャラクターの行動、恋人との大胆なセクシーシーン。

現代語スラングを駆使している文体もいいですね。文句なしに楽しい一作です。