「上る」を含む小説

同級生男子に告白された双葉ノゾミ。だが、その男子は直後に交通事故に遭ってしまう。自暴自棄のなかノゾミは、天にも上るようなメロディを、ギターで弾く。しかし、それを奏でた者は、異世界…

　《書籍第２巻、１０月９日発売決定！》 ２０年後の明石を襲うあらゆる災害、世界大戦、大戦の負の遺産世界を這い回る偵察昆虫ＧＳＩとは、食糧危機による小麦価格の暴騰、外国からの日本本…

領土拡大を巡り数多の小国が姿を消すか大国の庇護下に入ることにより紛争が落ち着いた現在。 大陸はセイムス王国、ヘイムス王国、クレイベルグ帝国の3すくみにより小康状態を取り戻していた…

　アトロ王国には月が出ない。荒れた土地に食糧不足。魔法インフラは整備されず、魔法の研究すら禁止である。全てが不足するこの街は、月の出ない街と呼ばれていた。 　ジュークは、この国の…

九重好永は恋愛SLG「運命の庭～ジャルダン学園物語～」通称ジャル学の悪役令嬢リュディヴィーヌ・ルモワーニュが好きだった。それはもう好きだった。愛していた。 しかし、彼女は悪役令嬢…

20歳の誕生日を迎えたある男子大学生の元に、友人がお祝いパーティーに誘ってきた。初めてのパーティーで、思う存分食ったり飲んだり踊ったりした「パーティーの主役」。しかしそれは、彼が…

お昼の大広場に設置された処刑台に、一人の罪人が上る。 彼女は、隣国の英雄とまで呼ばれた人物であったが……

　　　手首を切り開こう 　　　そこに種を植えるために 　４階から屋上へ上る階段、扉は閉鎖されている。だからここを登っても行き止まりだ。生き止まりの私には丁度いい。どうして教師は…

“霊和”xx年。20××年6月6日午後6時。 夕暮れ。黄昏刻。逢魔ヶ刻。 兵庫県神戸市に、M9.9の歴史上稀に見る、未曽有の巨大地震が起こった。 死者行方不明者、合わせて数十万人…

短編賞創作フェス第３回参加作 僕は今日憧れの神羅先輩に呼び出しを受けている。 とても信じられない。 ミステリアスな雰囲気の神羅先輩はとても素敵な女性で、ずっと目が離せなかった。…

二人の勇者を主人公に、ブルガス王国のアリクレース公国の大戦を描いた超大作ノベルゲーム『国家大戦・クライシス』。ブラック企業に勤務する久我哲也は、日々の疲労が溜まっている中、そのゲ…

（2020.6.12　「天空都市・秘密のアウトランダー」からタイトルを元に戻します） 二十歳の誕生日に失恋した恵里萌香（えり　もえか）は、その翌日車の事故にあい、気がつくとエムー…

誰かに言われるまでもなく、上る階段の先は大人になった自分が待っている。中途半端に上ってきてしまった今は、振り返ることはできるけれど、戻ることはできない。だから思い出はいつも苛烈で…

佐野一葉は、死にたかった。だから、一葉は様々な方法で自殺を試みる。だが、どれも些細な事でやめてしまう。 そんな中、彼女のは、社会を震わせている。ある、連続殺人鬼に惚れこんでしまう…

辺境の村フィニスに暮らす巫女のエスティアは、毎日、村の傍に聳える高い塔へ行って、祈りを捧げることを欠かさない。その塔には、建国の昔から、万物の長たる精霊王の眷属〈力ある御方〉が在…

親友の裏切り、婚約者の略奪、家からの追放。 坂道を転がり落ちるような転落の人生を歩んできた、『灰色の聖女』セイラ。 セイラは辛い人生の幕を自らの手で下ろそうとしたが、奇跡的に一…

「階段の謎と新しい世界」は、毎朝階段を数えながら上る習慣がある少年、晃太の物語です。ある日、階段が1段増えたことに気づき、学校に行くと町には誰もいなくなっていました。晃太は新しい…

竜の棲む巨大なブローズ山脈が国の西端を南北に貫き、はるか千年の昔より北の海から渡来した白き神々と三女神が建国したという伝説と信仰が息づくロザ王国。 その王国の端っこに位置するテニ…

つくもの詩集です。 タイトルの由来はお察し(恥) 各話一編の構成です。 複眼＝対象をいろいろな見地から見ること 　　　昆虫の目の方の意味は有名ですね。 詩になっているのかさ…