あぁ、愛しの殺人鬼様
優薔薇
第1話どうか、私を殺して下さい。
それは、いつもの事だった。その日も、とある
少女の無残に切り込まれた。死体が、大粒の
雨が降る中。発見された。警察が、ブルーシートで
野次馬と化した。人々から、死体を隠す。それを
私は、遠くから。見つめていた。私は、佐野一葉。
平凡な女子高生だ。自分で、言うから。平凡なんだと
思う。私は、何度か。自殺を決行した事があった。
部屋を密閉にして。倉庫に眠っていた。七輪を
部屋で焚き。一酸化炭素中毒で死のうと思ったけど。
自分の部屋が煙臭くなると思って。すぐに辞めた。
ちょうどいい。木をみつけたから。そこにロープを
吊るして。首を絞めようと思ったけど。その木に、
鳥の巣があり。ひな鳥が可愛かったから。それも辞めた。
その他にもいろいろと試したけど。結局、どれも
私には、ピンと来るものがなかった。だから、私は
自殺をするのを諦めた。私は、他にいい死にかったが
ないか。調べていたら。とある、裏掲示板をネットで
みつけた。それは、今、世間を恐怖させている。
少女連続殺人事件の事だ。私は、その掲示板を
除くと。私の興味にそそる物が書いてあった。
それは、【少女連続殺人事件の犯人の画像】が
掲示板に載っていた。私は、初めは誰かが載せた。
コラ画像だと思って。試しに、その画像を見て見た。
それを見た。私の口角は、上に上がった。
それは、左目に大きな一本線の傷がある。どこかの
安いそうなお面を付けた。少女連続殺人鬼の
画像だった。それを見た。私は「好き・・・・・・・」
と呟いた。私は、その殺人鬼を推す事にを決めた。
それから、私は、少女連続殺人事件の調べる事にした。
これまでの被害者の数。どこで、殺されたか。
殺人鬼が、ターゲットにする。少女の特徴。
あらゆる方法で、事件を独自で調べた。
そこで、私は、被害にあった。被害者の少女たちに
ある共通点を見つけた。それは、全員が、家庭に
何かしらの問題を抱えっている事。最初の被害者の
少女は、母親の再婚相手の性的暴行を受けっていた。
次の被害者は、亡くなった。父親の高額な借金を
抱え。借金を返す為に、パパ活を行っていた。
他にも、家庭内暴力や、両親の離婚など。少女たちに
何かしらの、家庭内問題が起きっていた。これは、
偶然ではない。恐らく、殺人鬼は、そんな家庭に
問題を抱えった。少女たちを救済していたのではと
私は思う。つまり、私が、推しの殺人鬼様に殺されるには。
家庭内での何かしらが、起きればいいだ。いや、それは
無理だ。だって、私の家庭はごく普通の家庭だから。
そんな、推しの殺人鬼に殺される為に。無理に、家庭に
問題を作らなくってもいい。でも、私は諦めない。
必ず、私は、推しの殺人鬼に殺されてみせる。
その為に、私は最高の推し活ライフを堪能するしかない。続く
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます