「バディもの 幽霊」を含む小説

　これは、第六感症候群という病を患ってしまった、少年少女たちの物語だ――。 　20XX年、突如発生した光の雨が降り注ぐ怪現象――“天の光現象”。 　その雨粒に触れた母体から生ま…

旅の修道女サラ。ひょんなことからその地域では有名な幽霊屋敷『丘の屋敷』を一晩の宿とすることに。屋敷では世にも美しい男の吸血鬼と出会い、サラは危うく魅了されそうになる。 町から祓魔…

大正末期の日本。英国帰りの若き心理学者の当麻榮介は心霊研究に傾倒し、『心霊先生』と呼ばれていた。ある日、当麻は鍵のかかった自室で血塗れの学生・支倉清一に遭遇する。清一は「僕の身体…

幽霊に箏を教えられた高校生・寺方絃一郎は、恩師との再会の約束を果たすべく、日々箏を弾いていた。しかし、そう簡単に幽霊に会えるはずもなく……。 そんな時、「舟高のセイレーン」と噂さ…

天国は現世で蓄積した魂の穢れを取り祓い、再び現生に転生するための「魂の再生システム」として存在する。天国は地球と並んで浮かぶ双子の天体で、地球とは逆方向に自転するため時間が戻り身…

現代で虐げられ、子爵令嬢ユレイアとして転生した少女は、妖精が見える眼を持ち「回帰する竜」と巡り会う。 1章「トーラス子爵領の妖精達」……かわいい末っ子は家族から溺愛されています。…

時は太正三十年。 田舎から出てきた少年、御厨小鞠は出版社『文楽社』に勤める若者だ。 彼はある日、上司の朝凪宗一からとある作家の原稿を回収することを頼まれる。作家の名は椿凛世。怪奇…

簡単な潜入捜査の筈だった。 都市警察特殊犯罪捜査課、通称「怪異班」所属の遠鳴尚登は、絶体絶命のピンチに立たされていた。 ——汝、我と契約せよ。さすれば助けよう どこの何とも…

地獄で反乱がおき、囚人たちが脱獄した。 漆黒の騎士・ジークは、地獄から逃げ出した魂を集めるため、生者の世界まで追うことに。 奇しくも、地上で事件に巻き込まれたオリバー少年は、ジー…

ハリセンで怪異と闘うフリーターの黒崎 幽霊の絵を描くのが好きな男子中学生の富樫 そんな二人のバディっぷりを書いていく予定でしたが、力尽きたやつ。

腕はいいが、万年金欠の祓い屋────小鳥遊　壱成。 明るくていいやつだが、時折極道の片鱗を見せる若頭────氷室　悟史。 明らかにミスマッチな二人が、ひょんなことから師弟関係…

とある石を探していた爛　梓豪《バク　ズーハオ》は、ドジを踏んで人攫いに合ってしまう。競売にかけられそうになるが、自らの力で難を逃れた。その際に、氷漬けになった子連れの美しい青…

大学１年の春休み、公理智樹から『呪いの家に付き合ってほしい』というLIMEを受け取る。公理智樹は強引だ。下手に断ると無理やり呪いの家に放りこまれるかもしれない。それを避ける妥協策…

堕ちた神。悪しき神。 荒ぶるもの。まがつものども。 神に至らんとするほどの畏怖や信仰を持ちながら、ケガレに墜ちたおぞましきもの――「禍身（かみ）」 彼ら禍身の脅威から、何も知らな…

駆け出しの青年退魔師である玖堂冬夜（くどうとうや）は、今日も相棒の逢坂志季（おうさかしき）と共に幻妖と戦っている。 ……が、退魔師協会のおっさんたちに『ヘタレ』とからかわれてい…

忘年会で同郷の後輩と話した夜、変な電話がかかってきた。 「見ぃつけた」 その声を聞いた翌日から、俺の周りでおかしなことが起こり始めた。 あいつは、俺を恨んでいるんだろうか。…

姉の幽霊をバディに、幼馴染を悩ませる怪文書の主を探し始めた女子高生・すばる。しかし捜査を続けるうちに、知りたくなかった真実に打ちのめされてしまう…。なお、小説家になろうおよびエブ…

「おい!　幽霊切った妖刀で料理すんなって言ってんだろクソババア!」 「うっさいわね!　文句言うと叩っ切るわよクソガキ!」 北海道函館市　五稜郭 そこは数多の魑魅魍魎が跋扈する…

天才霊媒師・秋葉楓の元には、いつも厄介な事件が舞い込んでくる。 霊媒師協会のトップ、神原に命じられ、楓は式神の煙羅煙羅・火野秋成（あき君）と鬼神退治に出発しようとするのだが………

ある日、巣鴨のプロレスショップの帰りに、ヤンキーが高校生に暴行を行っているのを見てしまう。 しかし多勢に無勢、そもそも俺に立ち向かう勇気はなく、逃げるように立ち去った。 だがそこ…