忘年会で偶然に同郷と知った会社の後輩が、伸一へ発した一言。
〝神隠しがあった学年ですよね?〟
その言葉が彼に幼い頃行方不明になった弟、伸次の事を思いださせた。
そして、伸一の日々の中に奇怪な現象が起こり始める。
不可解な着信。唐突に昏睡状態へ陥る息子。その子の相貌が、伸一にだけ弟の伸次に見える状況。
そして、謎の機関からの来訪者────
やがて散在する出来事がひとつに繋がり、隠されていた真実が浮かび上がる。
その時伸一は、何を思うのか?
秀逸なホラーであり、優れたミステリーでもある物語。
ぜひ御一読ください。