「カタリ&バーグさん」を含む小説

『詠み人』カタリは悩んでいた。 書き手が素晴らしい小説を書けば書くほど、彼の心にもやもやが沸いてくるのだ。 ＊カクヨム3周年記念選手権第十回『カタリ』or『バーグさん』参加作品…

音のない世界の空に、箱庭が浮かんでいる。 物語を愛する人たちの喜びを追いかける、ふたりの姿があった。 カタリィ・ノヴェル。リンドバーグ。 ふたりはほとんど言葉を交わさない。大切に…

カクヨム3周年記念選手権参加作品 お題「『カタリ』or『バーグさん』」

カタリには詠目（ヨメ）という人の心に眠った本を取り出す力があったが、最近使えなくなっていた。能力を与えたフクロウのトリは何だかお題？を出すとかで不在。ひとりでリンドバーグの家へ向…

カタリは物語を届ける。すべての物語に、すべての読者を。

誰が、いいモノを作り出すかは、分からないものです。 偶然の出会いは、必然だったりするものです。

『カタリ』or『バーグさん』応募作品です。お題は『カタリ』にしました。 https://kakuyomu.jp/info/entry/3rd_anniversary_kac10 …

　そこはモンスターのいる世界。かつては隆盛を極めたモンスターも人間側の技術力の向上で逆に狩られる立場となってしまう。 　そんな中、鳳凰エリアに住んでいたドラキュラはこの状況を良し…

人類が高度文明を失ってから数十年。 生き残るだけで精一杯の世界では、娯楽用品が廃れていた。 そんな中、廃墟から価値のありそうなものを見つけ出して売ることで生計を立てていた少年カタ…

少年の名は、カタリィ・ノヴェル。 ある日、謎のトリから力を授けられ、その力で世界中に散らばった物語を探す使命を帯びた。 少女の名は、リンドバーグ。 ある組織によって造られた人工…

古めかしい電車の中で目を覚ました"わたし"は、カタリに導かれて『彼方の図書館』という場所に連れられる。そこにいたバーグさんに、ここはどこかと訪ねるが「ご存じのはずですよ」と……。

　大阪で突然発生した異世界モンスター。それはとある場所で研究中だった特異空間の暴走によるものだった。特異空間から次々に現れてる異世界モンスターに対抗出来るのは天敵である魔法少女だ…

青い鳥を追いかけて森に迷い込んでしまった私は「カタリ」と名乗る少年に出会う。人の心に宿る物語を読むことができるという特殊な能力をもつ少年に勧められ、私は小説を書き始めた。それが甘…

とある物書きの青年の物語にまつわるお話。 KAC10 ｢カトリ｣もしくは｢バーグさん｣参加作品。

歴史小説を書いた。だが、行き場が無い。 カクヨム３周年記念のカタリバーグさん企画で書きました。 ジャンルは創作論ということでお願いします。なぜ創作論にしたかというと、この…

『至高の一篇』を探して世界中を飛び回る少年──カタリィ・ノヴェル。 その傍らには、ひたすら丸いトリ。 そして、サポートＡＩの少女──リンドバーグ。 世界中の人々を虜にするという…

人々の物語を小説にする力詠目を持ったカタリ。 彼の仕事はその小説を人々に届けることだった。 そんなカタリは、一人でサッカーをする少年に出会う。でも、その少年から物語は生まれなかっ…

心を読み通せない書き手に出会い悩む詠み人カタリ。新作が進まない書き手ルイスと、ルイスを見守るバーグ。三人が出会う時、新たな物語が生まれる。 カクヨム3周年記念選手権 KAC10 …

『読めばわかるさ！』 そう言って彼に手渡されたのは、彼が自身の手で紡いだ彼だけの物語。 彼女はそれを受け取り、彼にとっての初めての読者となる。