「ちょっとだけ未来」を含む小説

ツイッターで見かけたコンテストに参加するために執筆しました。　#XR創作大賞 ちょっとだけ未来が舞台の、約1800字の短編です。 その「学校」では、今日も「生徒」たちが熱心に…

ちょっとだけ未来の病院の診察室の一コマです

　今どきタイムトラベルをするなんて、どんな物好きだと笑われそうだけど。 　僕には思い出の中に、どうしても逢いたい人がいた。 　現実より思い出が大切になるくらい生きた僕は、心の老衰…

わたしは海を知りたい。 ただそれだけなのだ。

　コンピュータの処理能力の飛躍、大容量ストレージの実用化、大容量データ通信可能なネットワークの恩恵を受けＡＩ技術は格段に進化し、どのコンピュータにも当たり前の様にＡＩが組み込まれ…

食事。人生においてとても重要な要素の一つ、少なくとも僕はそう思う。 しかし、22世紀も間近なこの時代。食事はすっかり変わってしまった。 各家庭にも普及したフードプリンターのお陰で…

Twitter300字SSのお題を借り、 おっかけて書かせていただいているミニ小説です。 金平糖一つ噛み砕く間に読める世界をどうぞ。

※「５分で読書」短編小説コンテスト中間選考突破作品です。 監視カメラの映像から、その人物が今後犯罪を犯すかどうかをAIで予測する。この技術はすでにある程度実現されています。 …

目の前に迫る濁流とそれに流される大きな丸太。 死を覚悟したわたしが目を覚ますと、そこは現代よりもちょっとだけ未来な異世界にあるジャポネという国だった。 右も左もわからないわたし…

高校生の平野響也と、離れ離れの家族を繋ぐのは、古びた1冊の本だった。忘れられたはずの物語が、今また動き出すー。ちょっとだけ未来の、サイエンスラブストーリー。 ※第2章は今のご時世…

情報が逐次収集され、適切に管理された世界。 そこには謎はなく、あらゆる個人情報は忖度されつつも管理され、犯罪が起きても1日以内に解決する世の中。 総合第六高等学校で『探偵同好会』…

――集まらない、近づかない、閉めきらない。 そんな二〇二〇年の夏だから、 私たちは考えた。 友達と触れ合いながら、おしゃべりできる方法を。 カクヨム2020夏物語＜SF・ミステ…

よく外を眺めて、シーナとお話しして、毎日美味しいご飯を食べる。 それがシェリの当たり前の毎日。 いつからそれが当たり前になったのかなんて、考えもしなかった。

よく晴れた日の公園のベンチで、可愛い赤ん坊をあやすひとりの女性。 容姿もごく普通。どこにでもいるような若い母親である。 しかしそんな彼女の左手の薬指には、三連の結婚指輪が輝いてい…

今よりちょっとだけ未来の話。とどまることを知らない痴漢被害とそれに伴って増え続ける冤罪事件。それらを解決するため天才発明家のハカセとその助手キムラはとある装置を作り出す。

　女の子になってしまったルコ、お姫様の瑠璃、銀髪ロリっ子の遙華、金髪エルフ耳の恵那はそれぞれ別の世界からこの異世界へと転移してきた。 　この世界は、２１世紀初頭の地球より文明が進…

２０２Ｘ年。 スマホアプリ”ＬＩＭＥ”の登場は、人々の生活を大きく変えた。 寝ても覚めてもスマホを気にし、人間関係の多くはＬＩＭＥを経由しなければ成り立たない。 高校一年の主人公…

＊ご指摘によって第１話と第９話のプロローグとエピローグを独立させました。本文に変更はありません。 引退して高級マンションで悠々自適の佐崎信介、彼の周りでネット絡みの事件が発生す…

未来メガネ。それは今見ている景色の少し未来を見ることができるメガネ。 おばあちゃんの家で未来メガネを見つけた小学5年生の美沢沙雪。沙雪の日常はその日からちょっとだけ騒がしくなって…

高速回線が、全ての社会活動の動脈となった近未来。 仮想世界の裏道を行く者にとっての天敵、それが真崎涼也だ。 無敵と思われた彼を脅かす存在が、この日、世界を侵蝕し始める――。 電…