「行き着く先は？」を含む小説

毎日お題を決めて、ただ書くだけ。 小説になるかもしれない。エッセイになるかもしれない。コピーになるかもしれない。 どこへ飛ぶかはその日のお題とテンション次第。 とりあえず書き始め…

落花流水とは、 落ちた花が水に従って流れる意で、ゆく春の景色。 転じて、物事の衰えゆくことのたとえ。時がむなしく過ぎ去るたとえ。別離のたとえ。 真逆の意味がある落花流水。こ…

　キャリーはある研究所で実験動物として扱われているキメラだ。彼女の身体にはヒトだけでなく、ブタの腸にウシの胃、ラットのすい臓など様々な生き物を由来とする臓器を内包されている。割合…

白い霧、灰色の川。 およそ現実とは思えない世界で私は目覚めた。 船尾に立つ黒い外套を羽織った男が言う。 記憶を間違えると、私が消えると――。 赤ん坊の泣き声、幼い友情、夕日に染ま…

それはいつのことか。 遠き場所を目指して旅立つ人々の中で…… 恋人たちは別れの言葉を交わす

ある朝起きると、もう一人の自分がいた。彼は世界を壊すと言って、少女を殺した。少女の命を取り戻すために陽介は少女と共に、もう一人の自分を探しに行く。

自走桜を追うが故に、彼らは「さくら前線」と呼ばれる。 彼らの間でまことしやかに話される、さくらの歌とは。 異世界ほっこりミナトシリーズ、春のお話です。

吸血姫－アリシアは世界を知らない。 ある日、彼女は家出を決行する。 何も知らない世間知らずが行き着く先は、何でも屋を生業とする羽々斬夕弦のもとだった。 全く何も出来ない世間知らず…

＊声劇公開中です！　PVも公開中。詳細は近況ノートで。 ＊声劇台本ではセリフ他変えているところがあります。 ＊声劇台本も公開準備中。 バーに行きたい、または気楽に家飲み♪ ちょ…

栗須正宗(19、学生、母子家庭)の元にやってきたそいつは世界中に降り落ちたうちの一匹。正宗や仲間の真似をして、親しみさえ感じていた。ある日、そいつの仲間が原因不明の大量殺戮を巻き…

　百年戦争の最中、祖国によって見捨てられ死に至った聖女、ジャンヌ・ダルク。その救出を希いながらも、恐怖から身動き一つ取れなかった一人の騎士は、セーヌ川で彼女の遺灰をかき集めながら…

佐江島伽奈（さえじまかな）は、高校二年生。 彼女は虐めに真っ向から立ち向かいながら、ゴシックロリータを身に纏い、自室でひとり手首を切る。 町久仄（まちひさほのか）は、高校三年生…

幼い頃に英雄になると誓いを立てた少年、柳吊古月。 『英雄』というものに固執し、全てをかなぐり捨てて血の滲むような努力を続けてきたが、高校二年になってしばらく経った春の日辺りか…

※今の作品の更新日は二日ごとの零時投稿です。更新日の明後日零時にはまた、更新する予定という流れ。遅れる場合はTwitterにて連絡させて頂いています。→@kenman0 　七月…

大陸二大強国の一つの重鎮として名を知らしめた若き英雄も、 今は名を変え両親と流れ流れて異国の辺境州に身を寄せる一人の若者である。 彼はこの平和で、のどかな村にて両親が穏やかに過ご…

これは猫の騎士を巡る物語。 時代を巡って、人を巡って、行き着く先の「君」のための物語。 ※猫の騎士をテーマとした、共通の世界観のセルフシェアワールド。ストックは少ないので、思い…

「人と人の間にある心の距離」が見えるという不思議な力を持っていた二人は、六年を経て再会する。これは「続き」か「終わり」か「始まり」か。二人の対話が行き着く先は……。

連載形式の短編（全１６話）です。 【あらすじ】 蝶のはばたきが地球の裏側で竜巻を起こす。そんな理論が頭をよぎった少年は持っていた消しゴムをわざと落とした。隣の席のあの子と、何かが…

背が低いのが悩みのぼっちの男子高生、三日月と、ぼっちになるのが怖くてつい他人に従ってしまうのが悩みの背の高い女子高生、美星。同じクラスながら全く会話をしたことのなかった二人には、…

道標を見失い 忘却すらも通り過ぎた対価 おぞましい旅支度に黒衣を翻し 背負って立つのは命綱 滲み出す虚栄に終末思想を燻らせ 震駭する雲行きに兆候を侍らせた 能書きを這いず…