「先へ」を含む小説

王の血族は黄金色の瞳を持っており、その国では「金」は特別な色として扱われ、衣服としての着用は王族にしか許されない。 国の東端にある集落・エゾラは、自身の瞳に映した色を、布や糸に移…

　どこかの国の元冒険者、今は勇退して、若手が死なないよう教育。 　毎月の事なのでギルドも公認。ボーイスカウトの教官みたいなのもいて、オッサンの元に残って指導。 　冒険者として…

王国騎士団長の父に自慢の息子として育てられた少年ウォルト。 だが、彼は１４歳の時に行われる儀式で【草】という謎のギフトを授かってしまう。 周囲の人間はウォルトを嘲笑し、強力なギフ…

転生した先で前世では叶わなかった夢を叶えるために行動する内政系の物語です。 私としては初めての投稿なので楽しんでいただけると幸いです

高校一年生の佐藤静(男)は気が付くと暗闇の中にいた。寝落ちし夜中になってしまったのかと思ったがどうやらそんな雰囲気ではない。 何やら大きな異変が起こっていることを肌で感じ取った…

＜あらすじ＞ よく引越しをする家族が次に越してきたのはとある田舎。 引っ越してきた日の夜、家に雷が落ちた。 そして気づいたらそこには全く違う景色が広がっていた。 そこでは様々な能…

本作の題名変更致しました（事後報告） 『ダンジョン攻略の先駆者』→『ダンジョンが出現したので、やる気出す』 藤ヶ谷春花はやる気のない日々を過ごしていたが、突如現れたダンジョンに…

　レースで優勝して画面が切り替わったら、直前までプレイしてたVRMMORPG「Golem Battle Online」（略称：GBO）の待機室にいた。GBOのアバター（トゥモロー…

KAC20247参加作品。 舞台は１９世紀から２０世紀半ばのイギリス、吸血鬼と人間の淡い悲恋？をテーマにした短編小説。 「希って」は「こいねがって」と読みます。 ノベルアッププ…

　夏。友人と海に飛び込んだ思い出。あの海を忘れたくない。多彩な青を共有してみませんか？ KAC2024の７作目です。 　

バイト先の常連さんから映画に誘われるだけのお話。

今より少し先のお話。 VRが流行り、次のVRに移り変わる時代。 時代に取り残されたVRchatにログインした俺は、今日も部屋主と雑談する。 彼らはそれぞれの思いの為、いつもと変…

KAC20247「色」 妻の詩織の葬儀場に飾られた花の色はたくさんの黄色い花たちだった。 先に死んだ「俺」はその花の色を見て気づいたのだ。 【KAC20243】綺麗な箱の続編…

『僕』は中学卒業の時、女の子から住所を聞かれる。その後、彼は自分が相手の連絡先を聞き忘れたことを思い出す。そのうちわかると思った彼女からの初めての手紙には、差出人の住所が書かれて…

※先に書いておくけど、本当に残酷な描写があるよ！(作者比) 　西暦10659年、月と地球の間を漂う古いスペースコロニー「天」に住む高校生の少年、輪島コノハは、学校の帰りがけにふ…

女は人の姿に色彩を感じる能力を持っており、それを活かして占いをするが、その代償として身体は疲れ果てていた。 KAC2024第7回『色』参加作品

その日、王妃は王都を去った。 何故か勝手についてきた宰相と共に。今は亡き、王国の最後の王女。そして今また滅びゆく国の最後の王妃となった彼女の胸の内は誰にも分からない。亡命した先で…

　ここは京都。少し観光スポットが多いだけの普通の街……だったはずだ。 　５月のある真夜中、高校2年生の男子・ノアは、不思議な声に導かれて、自宅を飛び出した。すると住み慣れた街の…

午前六時三十六分、今日もインターホンは鳴る――……。

講演で昼飯を食っていた俺は鳥たちに襲われ、それをきっかけに異世界へと転生してしまう（何で？） 転生した先の世界に鳥は一羽もいないのだと言う。これ幸いと思ったつかの間、この世界の神…