概要
君色に染まる
王の血族は黄金色の瞳を持っており、その国では「金」は特別な色として扱われ、衣服としての着用は王族にしか許されない。
国の東端にある集落・エゾラは、自身の瞳に映した色を、布や糸に移すことができる、不思議なちからを持っている一族。
王族ひとりに対して、エゾラの民もひとり。年齢性別を問わず、ただひとりだけが、神の采配により、誰かの染色師となれた。
七歳になる第五王子・ラウテルの染色師に選ばれたのは、わずか五歳の少女・カヤ。
あれから十四年。ラウテルは二十一歳となり、カヤは専属染色師としての最後の仕事といわれる「三つ葉の儀」を前に、彼との距離の置き方について、思い悩んでいた。
他掲載先:エブリスタ、小説家になろう
国の東端にある集落・エゾラは、自身の瞳に映した色を、布や糸に移すことができる、不思議なちからを持っている一族。
王族ひとりに対して、エゾラの民もひとり。年齢性別を問わず、ただひとりだけが、神の采配により、誰かの染色師となれた。
七歳になる第五王子・ラウテルの染色師に選ばれたのは、わずか五歳の少女・カヤ。
あれから十四年。ラウテルは二十一歳となり、カヤは専属染色師としての最後の仕事といわれる「三つ葉の儀」を前に、彼との距離の置き方について、思い悩んでいた。
他掲載先:エブリスタ、小説家になろう
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