「消え」を含む小説

春、四月。高校生になった皆守紘（みなもりひろ）は、学園に向かう途中で、白銀の少女パンドラに出会う。 「シャロンをたすけて！」 連れて行かれたのは、とても現実とは思えない場所――暗…

草昧の世、星はまだ若く、人は弱かった。 その時代その世界では、人間は自らの種を〈ゾブオン〉と呼び習わしていた。〈ゾブオン〉はその恐るべき繁殖力でもって、北の大陸の隅々にまで蔓延っ…

　──奴隷達の心をも鎖で閉ざしてしまう 　少年は、小さな体に大きな罪という名の枷を背負う。この人生という長い時の流れに逆らえず、ただひたすらに流される。逆らったら殺される。…

「受験が終わったら…」　そう言い残してあの日の友人たちは消えた。 突然終わりを告げた青春の続きを求めて、一人で思い出の地へ赴いた主人公。 記憶をなぞる彼女が最後に辿りつくのは…？…

大学受験に失敗し、自室ベランダから身を投げた孝也（18歳♂、嫌いなものはイケメン）。気づけばその精神は同人乙女ゲーム『澪底のアスタリア』の悪役令嬢バルバラの体に宿っていた。頼りは…

彼女もいない、趣味もない、家族も、友人と呼べる相手も、やりたいことも何も無い。もう、何もしたくない、このまま消えてしまいたいと僕は、常々考えていた。 そんなある日、僕は、神と名乗…

　抜天、と呼ばれる島があった。日本本土から南に一千海里。流刑地として扱われたその島は、やがて棄民の果てに本土から切り離され、果てのない戦場となった。 　絶え間なき争乱の果て、抜…

上告棄却、死刑確定。 時代は、既にサイパン陥落、東条内閣総辞職が翌月に迫り、日一日と敗色が濃くなっていく。殺人以上に深刻な戦争の恐怖が地域を覆っていた。そんな中、密かに1944年…

領主ウェインは、外れスキル『キャンプ』を天から授かり、無能な領主と罵られてしまう。 さらに、信じていた家臣に正妻を寝取られたあげく、その家臣によって辺境の地に追放されてしまった。…

彼は突然、私の心に棲みつき、水の泡の様に消えていった... 海や水族館を舞台とした2人の切ない恋愛小説です。 くらげの水槽の前で彼と出逢う。 会ってく内に彼にだんだんと惹かれて…

主な登場人物 主人公…さくら(15歳)女の子 親友…姫(15歳)女の子 クラスメイト…蓮くん(スポーツ万能な男の子) クラスメイト…健(たける)くん(蓮くんの友人) 数年前…

みどりちゃんがいなくなった。みどりちゃん、きみはいったいどこにいるの？　でも、僕が必ず探し出す。だから待ってて、みどりちゃん。 ---------- 以前文フリで頒布したもの…

姐さんはこちら… https://kakuyomu.jp/works/1177354054918681990/episodes/1177354054918683766 消えさん…

＞若い頃、「世界を全て敵にしてもお前を守る」とかまじで言っていたもんだ、、若かったなー F22からのミサイル攻撃や試作品らしきUFOらしきものに追われながら、ひょいひょいとから…

　

ある町で、不思議な事件が起こる。町民から2月29日の記憶が消え、町中の時計から秒針が盗まれたのだ。探偵である僕は調査に乗り出すも、みんな事件自体に興味が無いようで…

　大学受験失敗、就職失敗。 　フリーターをしていた天城白鳳は、ある日、近所の池で女神に出会う。 　突然、彼女は白鳳の目の前で『卵』を産み落とし、それを手渡してくる。 　「この子を…

>「貴様のようなゴリマッチョと、イケメン優男の王太子様とは、絶対的に似合わん！！殿下もそう申しておるわ！！」 いや、全く言っていない。けど、とってもとっても気が弱い王子は、彼に…

あるセリフを放って消えた、『君』の行方の話。