「溶けた」を含む小説

「鉄乃心(てつのしん)」はごく普通の社内ニート。出会いもなければ将来への希望もないカッチカチの土俵際。そして童貞。「鉄」の「こころ」と書いて鉄乃心。持ち前のその鋼のメンタルで社会…

「好き」という感情を長らく失っていた女性が突然、ある男性にまさかの一目ぼれ。凍り付いていた心は一瞬にして溶け、灰色の日常が驚くほどカラフルになる、かと思いきや......。 割…

※第28回スニーカー大賞応募中のため、途中までの公開となっております。 泉秀一は電車通学を始めた高校一年生。 おなじ電車で乗り合わせる同級生の氷南円に淡い気持ちを寄せているが……

私「稲田焔(いなだ ほむら)」は気がつくと廃墟の中で一人。その世界で出会った人に拾われ、教わり。半獣人やエルフやドワーフ、沢山の人達と出会って、別かれて。戦い。話し合った。 －－…

音楽と現実。想いと諦め。その狭間で揺れるあたしに、ゲバラは気づかせてくれた。衝動に身を委ねる事が、時に人を解放するエナジーになるんだってこと。

一夏の恋日記。 主人公の彼方 夏/かなた なつは、女性専門風俗店で働きお金を稼いでいく。 そのお金で美術専門学校に通い、新しい友達も出来たけれど、高校生の時に付き合っていた彼女…

午後十一時。 今日も、眠れない夜が始まる。

席替えで後ろに席になった人は、悪い感情が見えて触れて食べれるらしい。いつも肩の重い私は、今日も食べて貰っている。 第三回こむら川小説大賞作品。 百合系……？ホラー……？です！…

大正にあったかもしれない、元ミルクホールの喫茶店ミルヒ。そこの店員の回想録。

「いつか」なんて願うほど苦しいだけなんだって、私たちはよく知っていた。 荒廃都市と二人の少女のお話です。

１００年前、巨大コロニーの墜落により南極の氷が溶け大地の６割が水没し地球は死の星と化した。残された人類は新天地を宇宙に求め太陽系の星々に移住。太陽系外の異星人達との戦争、太陽系戦…

　部屋の前に天使が座っていた。 　一色　小次郎が高校から帰ると、一人暮らしをしている家の前に七瀬川　汐梨が座っていた。 　彼女は長くきめ細かなキラキラと輝いて見える髪に麗…

初めて高熱を出した少年は、ぼうとする頭で考える。

二次創作をやってみたいなという思いから書き始めたのですが、開始二行で絶望的に向いていないことに気づき、一次創作に移行しました。 ひとを殺してしまった二人の短い逃避行のお話です。…

夫婦両方の実家がある秋田の横手に里帰り出産で帰ってきた、一晴。妹のできた息子、日向。横手の雪まつりに行くまでの間、庭で遊んでいると日向は転んでしまう。

有結は自称イラストレーター。Twitterや投稿サイトでイラストを１枚数千円で売っている。サラリーマンの誠とは大学時代からの付き合いで、同棲生活が続いている。 そんな時「別れよう…

実家に帰省したものの、やることがなく退屈な「私」は、なぜか、父がゴミ置き場を熱心に掃除するのを見ている。 父は娘に見られるのが嬉しいのか、掃除のやりかたを熱心に解説し始める。退屈…

宮本 光莉(みやもと ひかり)は、仕事に恋に大忙しの高校生。あるとき、高校で出会った彼氏との仲が少しだけギクシャクしたような気がして不安になった光莉は、５つ年上の幼馴染み、河崎 …

即興小説トレーニングにて書いたものです。ちょっとだけ加筆修正してます。 ファンタジーというよりはヒューマンドラマ寄りですが、世界はほんのりとファンタジーです。