「ただ語るだけ」を含む小説

　花屋『フルール・デュ・クール』のモットーは『贈る人の心を映し出した花束を作ること』 　訪れる客は訳あり客ばかりだが、イケメン二人がつくる花束に心を開いていく。 　そんな彼らに…

目的一・書くものを表に出す経験を積む。 目的ニ・思考の言語化の練習をする。 方法・思考、思想を表に出せるように加工した長くない文章を出す。 残酷描写などは割と適当であるが、つ…

「私」が語る、若き日の祖父母の思い出話。 白薔薇がつないだ縁は実を結ぶ……のか？

第七回こむら川小説大賞参加作品。以前キャラデザ企画で作った架空のVの設定を練りながら書きました。だし系のお茶は濃い方が美味しいよね！そして復讐の意思だって輝く光の素質になりえます…

読んできた本の中で、特に好きなものを紹介しています。 不定期更新。

海で何かがぶつかったと語る尊（たける）。だが、傷はない・・・

世界を統治する神帝に命じられ、立ち入った者は必ず死ぬという「絶命の塔」に入る男。 神帝の命令は「破滅の魔女」から「救世の聖女」の話を聞くこと。家族を人質に取られ、逃げることは叶わ…

「幻想的な二人が現実について語る、という意味で現代ファンタジーよ」 「うん、まあ…ウソではないな。一応」

"彼"の田舎には冥婚（その地方では死後婚と呼ばれる）という文化がある。冥婚とは、生者と死者の間で婚姻関係を結ぶ儀式のこと。しかし"彼"が生まれた田舎町では他のどの冥婚とも違う、「…

アパートの部屋を出ると、軒先で美少女が雨宿りをしていた。 突然の雨が降った日、天羽響樹（あもうひびき）はそんな形で烏丸吉乃（からすまよしの）と出会った。 学校で一番、それも飛びぬ…

今も昔も変わらない世の中、何故変わらないか？人という存在が変わらないからである

世界中の若者が立ち上がり腐敗政治を倒したあの革命から、早数十年。 日本は四十七の自治国家がバラバラに寄せ集まった、形のない「何か」と化していた。 そんな中、史上最年少で東京都知事…

《カドカワBOOKSファンタジー長編コンテスト》中間選考突破！ 『あぁ、本当に胃が痛い……』 救世主として異世界に召喚された研一は、立場を利用して好き放題やりたい放題の大暴れ…

ある日の学校の帰り道、路地裏でとある女性と出会う。彼女が手招く方へ着いていくと、そこにあったのは「占いの館」という一軒の店。不審に思いながらも入ると、先程の女性が正面に待ち構える…

高校生、菊池修吾は零細配信者である。 ダンジョン配信を行うものの、ダンジョンスキルも無くステータス上昇も起きないダンジョン不適格者。 そんな彼は東京での活動を家庭の事情によって…

ネット小説には、対話体小説が向いている。 登場人物が二人か三人による、ほぼ対話で進行する小説。 情景を抑えて、その場のやり取りを様々に想像していただく。 作者は登場人物の邪魔をし…

漫画、アニメ、ドラマ、映画、小説…時代や場所なんかはごちゃ混ぜにしてただ語る。 既にあるエッセイ、『活字症で…』とは分けた方がわかりやすいなって言うのと、ほぼ同じターゲット層(…

脳内討論が白熱した映画をご紹介するエッセーです。特に闇の深さを感じる映画にスポットを当てます。 あくまでも個人的な解釈ですが、興味を持っていただけたら嬉しいです。 【注意】 ・…

親の都合で引っ越してきた、小さな街の片隅に、小さな神社がありました。 そこで出会ったのは、赤色の髪に、とろんとした金の瞳の女の子。 不思議な彼女が語る、金魚にまつわる街の昔話と、…