「続く？」を含む小説

継母に虐待されていたユリは、ある事件をキッカケに国を飛び出し、ウィスタリア帝国へ行く。そこで出会ったのは「英雄」と崇め恐れられる女嫌い皇子。だけどユリにだけはなぜか優しくて… 二…

メル、テス、シス。 同じ村で育った3人は同じ願いを抱き、違う目的で動き、自分達が信じるものの為進み続けた。 仕組まれた出会い、裏切りそして別れ。 3人はそれぞれが体験し、それぞれ…

エロ本収集家の俺・本口　工(もとぐち たくみ)は、うっかりエロ本を購入する現場をクラスメイトの女子・島本見歩(しまもと みほ)に見つかってしまう。絶対に内緒にしてくれと懇願する俺…

ぼく、こと坂井が所属するアニメーション研究部は、相も変わらずアニメに偏愛を注ぐ部長を筆頭に、今日も楽しく活動している。 ただ一つだけ変わったことがあるとするならば――生徒会長が顔…

梅雨で雨が続く季節。 曇った空とは裏腹に、古びた恋が動き出す。

１杯、千二百円。 ぼくらの通い慣れた小さなバー。 深夜三時まで続く歌うたいの恋歌。 愛した彼女は残された左耳を傾ける。 二人の時間が乗るはずのない、そんな歌に――

生まれつき四肢に障害を抱えていた少年――リヒト。 彼は十四年間過ごした病院のベッドで、静かに息を引き取った。 苦しみを持って生まれたというのに、最後に「ありがとう」と感謝を述べた…

灰色の筋肉細胞の異名を持つ名探偵レスラーポワロマンは寝台列車で起きた殺人事件に巻き込まれる。 その事件に秘められた恐るべきトリックとは！？ ゆけむりボイルドエッグに続くシリーズ第…

俺、湊草輔（みなと そうすけ）は、どこにでもいる平凡なアラフォーである。 ある朝、俺は交通事故で死亡した。 死んだ俺の前に、神を自称する存在が現れ、 「お前の死は予定外だった…

「もう、別れよう」 　そう言って、彼は今日も去っていく。その背中を見ながら、私は 「貴方の気紛れが起こらなければ、また明日」 　と、再会を祈る。 　――私と彼の、別れと再会を繰…

三人の少年は、それぞれの道を歩む いつかまた再開できるその日まで その道が、善であっても、邪であったとしても… 正しきは、最後に立つ者のみ。 今幕があがる。十人十色の殺し合い。 …

～本作について～ 異世界でモテモテなシチュエーションに憧れちゃう人は１人や２人でないはずですね……おそらく。 本作は、その異世界ハーレムの裏側で起こった大事件をご紹介いたします。…

ずっと見続ける夢と思い出を頼りに、廃線を旅していく。その行き先と目的は本人しか知らない。冬の音が次第に大きくなる、静かな幻想小説。 シリーズ2作目「汽笛を聞いた夜」https:…

あの時、もっと注意していれば運命は変えられた― 冬。街がクリスマスに向けて活気づく中、矢田卓（やだすぐる）は至極平凡な生活を送っていた。 この日常がずっと続くと思っていた。あの蜘…

ある目的地に向かう列車の中。 世界を恨んだ彼女とお節介焼きの酒飲みのおっさんの会話録。 思いつきで考えて書いた物なので少しキャラがブレているなどがあるかもしれませんが気に…

『僕』は死体を漁って生計を立てている。身ぐるみを剥ぐわけではない。死体そのものを売りさばくのだ。 　死体を売って生計を立てている主人公とその相棒。人外たちと共存する『街』。粛正…

平成８年2月から綴られてきたウエブ日記の『日刊リウイチ』を読み返したら平成の文化とか社会とか政治とか世界とか分かるかもしれないと思ってやってみた。

一話目は、板野かもさん主催の「令和短編アンソロジー」企画参加作品です。 暗い内容になってしまいましたが、今、私達が持っている幸せを噛みしめて。 この平和な日本が令和も続くようにと…

くるくるくるりん、に続くローカル線をテーマにしたお話。 ゆくらゆくらとは、ゆらりゆらりを表す古語。

あるいはラマルク的存在としてのドラゴン=龍。 人間の進歩が道具とともにあるのなら、龍の進歩は自己変化とともにあるのかもしれない。 命からがら荒野を歩いていた僕は稜線の向こうに白く…