「短編 文芸」を含む小説

運命の糸が伸びる世界で、俺だけが運命の糸がない。

あなたが所属するのはたった二人の文芸部。美少女で少し甘えん坊な部長の世話を焼きながら、今日も平凡な日常を過ごしていた。しかし、実はあなたは部長のとある秘密を知っていた。また部長も…

こちらは、2022年度の与野高文化祭にて、与野高文芸部が配布した短編集『燕子花』に収録されている作品を改訂したものです。 作・雫久(しずく)

　『怪取局』調査課が全員出払ってしまう程の件数が発生した下級怪異の異常消滅事件の捜査に駆り出された水卜班２人と２体は、その現場で霊力と妖力の残留濃度と強力な霊力が残る折れた切っ先…

クリームソーダを挟んで向き合う、喫茶店での創作会議。河野にとって早坂は唯一小説の相談が出来る友人だ。 行き詰まっていた河野に、早坂は「魔法」というお題を与える。そのキーワードから…

昨日、好きな女子に思わせぶりな態度を取られた挙げ句、振られた高三の恭介は、新たに気になる子ができた。そんなある日、恭介は高一の佳奈の告白を受ける。「好きな子がいるから」とやんわり…

短編予定 不定期更新 6000PVありがとうございます 【登場人物】 主人公……ヨモ 妹……ヨミ 母……トコヨ 祖母……イザナ 元アイドルで（以下略）の姉……シノ 元アイ…

この作品は、カクヨムにある実際の作品のレビューを会話形式でする小説となっています。 「私の作品もレビューして欲しい！」という方がいましたら、専用の募集ページが本編内にありますので…

VR技術を学んでいる大学院生の天宮緑栄（あまみやつかさ）は教授の紹介で、人が持つ心の悩みや病をVR映像で治す療法――「仮想認知療法」を行っている企業にインターンシップ参加すること…

　或る夏の日に帰省をした「私」は、一匹の猫と出会い世間の無情を嘆く。

謎めいた好きだった人がどこか遠くへいなくなる話です。

喫茶アネモネに、毎週日曜日だけ訪れる可憐な女性、ミズキ。　白いカンカン帽が特徴的な彼女は、いつも客たちの目を引く存在だった。　アネモネでアルバイトをする藤木 すみれ(ふじき すみ…

たとえば、とりとめもない、けれどもわたしの胸をぽっかり空いたようにするこの感情をどこへ向かわせればいいのだろう。 ありふれた日常の些細な揺れを描いた短編小説です。

わたしは友達と過ごす。この思い出もいつか忘れてしまうのだろう。一緒に食べたアイス。電車を待ちながら額の汗を拭ったこと。文化祭の居残り。

田舎の小さな海のある町。この町ではリュウグウノツカイが現れると、誰か女の子が一人、消える。海神様のお嫁さんに貰われていくのだ。 青鳥学園文芸部、8月のお題「海洋生物」（一万文字以…

桜の季節のちょっと切ない恋物語を書くつもりが、いつの間にか主人公が歪み、いつの間にか2人も死んでいました。こんなはずじゃなかった。 学校の文芸サークルに寄稿した作品に修正を加…

「ハルくん。旅をしませんか」 　確か始まりは、そんな言葉だった。

私には記憶が無い。私自身のことも、この世界のことも、孤独な私に寄り添う彼女のことも分からない。 記憶を失った少年と、幼い看護師が出会い、彼の心が癒えるまでの短いお話です。 初め…

中学生の頃に執筆した短編小説です。 あらゆる点で未熟ですが、岐阜県文芸祭のホームページでは少し読みづらいと感じたので、あらたにカクヨムで掲載することにしました。 ※著作権は岐阜…