(2022/8/18執筆)
通常、レビューと言えば、作品の魅力を通常の文章で書くものである。
ところがこのレビューの作者、高見南氏は、文芸部員のA子とBくんの会話という形式によって書いたのである。
この書き方に、多少なりとも作品にレビューを書いた事のある僕は衝撃を受けた。
「えっ、レビューってこんな風に書いていいの!?」
しかし、これを読む事によって、僕はレビュー先の作品が読みたくなって仕方がなくなったのである。
この時点で、レビューとしては成功であろう。
僕が考えもしなかった方法でレビューを書いた高見南氏に賞賛を送りたい。