「短編 感動」を含む小説

2167年の世界が舞台。 主人公のキリル・ソルミアは、ぼっちゃま。上流階級では、セロトニンカプセルと呼ばれるものを好んでおり、それは人に幸福感を与える嗜好品。 キリルもその一人。…

高校生が体験する不思議で切ない時代を超えた感動作！！

　喧嘩が大好きな長野一はそれ以外自分の存在意義などないと思っていたが、初めて自分を認めてくれた人に出会う。

「また一歩も進めないまま新しい年を迎えてしまった」年越しと共にそう呟いた彼には、可愛い嫁がいた。 ただの“ほのぼの”ではない……？　夜明けが導く、甘く切ないあったか物語。

12月26日。 聖夜の次の日、街の人々は誰もが幸福だった。 僕等はその様子を屋上から眺めていた。

バイト先のいつも優しく頼れる先輩に恋する桜歌。 そんな先輩も実は桜歌のことが好きで… この恋は、実るのか。 大好きだったおじいちゃんが入院。募る後悔とおじいちゃんの夢とは。 小学…

Xmasにお届けする ショートstoryです。 聖夜の夜に天使が舞い降りました。

大学生になって付き合い始めた梅田明里と石川雪紘。しかし、雪紘は事あるごとにドジを踏み、おっちょこちょいで頼りない男の子。それでもひた向きに自分の彼女を愛する彼の純粋な心に、明里は…

病気で右足を切断した男が再生していく物語

チビはジュケン＝セイである。吾が輩はチビのために赤とか緑のヤツを作ってやらねばならぬ。かくして老犬は立ち上がった。ダイドコロを守るママニンゲン。歌う裸のパパニンゲン。謎の様に微笑…

南の王国の商人であるジュエルイアンは、帝国のカインクムを訪れた。 その手には、段ボール箱が抱えられており、中には“赤いきつね”と“緑のたぬき”が入っていた。 初めて見る異世界の食…

およそ2000文字ですぐ読めるショートです。 誰でもない彼が、ただ流れ星に心打たれる、そんな作品になっています。よしなに。

年越し蕎麦と自身の家族を巡る、筆者本人が自らの実体験を綴った、渾身のノンフィクションストーリー。

ひとでなし。それは俺の事だ。間違いなくな。 そう言って空しく笑う男と一人の女の子のお話しです。一応、ハッピーエンドですが、人によってはバッドエンドかも。注意。

これは夢から覚めないまま歳を重ねた、とある独身女性が現代社会に翻弄されるながらも強く生きる姿を清々しく語るモノローグ。そして青春との別れのバラード。あるいは新しい出会いのロマンス…

主人公はしがないポストマンのアイリス。ある日、いつものように配達から帰ると自宅には一通の手紙が届いていた。アイリスの住むグラン王国から北にある雪の国『エリス』からの退位式の招待状…

色の見えない僕と、ズボラな彼女とカップ麺。 色のない世界に光が差す。

熟年夫婦が仲良く、緑のたぬきそばを食する大晦日。 妻の奏（かなで）は夫の辰巳（たつみ）との出会いを振り返る。 あの時、年末の寒い駅のホームのベンチでぐうすかと寝ていた辰巳を強引に…