「宵」を含む小説

宵闇夜子（よいやみ やこ）は、低音の才能が素晴らしく、『闇の歌姫』の愛称で知られていた。 だが、そんな彼女にも一人だけ叶わない相手がいる。 ──真白凛花（ましろ りんか）…

@hebitoritoguro Twitterログ 正解はアナタにしか見出せない kotobato感字煉醜処（漢字練習所 唯の思考滑り 詞游び騙り 重い月 想し夢現の始解と為す …

ドラゴンノベルス様より「宵の国戦記」書籍版、発売中です。 【第3回カクヨムWeb小説コンテスト、異世界ファンタジー部門、特別賞をいただきました！】 現代日本から、剣と魔法の異…

チントンシャン　トンチンシャン　チトシャン…… 幼かったあの日も、今も、 傷つき追いつめられ寂れた神社に逃げ込んだ詩緒は、祭り囃子の音を耳にした。 だが、必ず言われるのだ。 …

竹久夢二「宵待草」に寄せて

　領主の屋敷に産まれた娘は、忌まわしき魔女の姿をしていた。父親によって『塔』に封印され、孤独と飢えに溺れていく。彼女に救いの手を差し伸べたのは、一匹の蜘蛛だった。 ※縦読み推奨…

白髪の妖怪銀司は、人間が闊歩する街へと向かう。 彼の目的は？ そして、彼が辿る運命とは？ 余談 同著者の作品「蒼銀華月の夢模様」と同じ世界観を持っています。 しかし、内容的な繋…

十六夜姫を改定しました、ファンタジーラブコメです、妖しさん待機しています！ 三日月中に入ったばかりの中学一年少女、蒼井｜伊佐宵《いさよ》、自称幽霊。 ツンツンデレデレ性格が災い…

高校1年の春、詩月 夜宵は異世界に召喚された。 …伝説の勇者として。 それから2年、魔王を討ち果たした夜宵は仲間に殺されてしまった。 魔王!私と復讐してくれない!? ノリの…

伊織が十二の年、血染めの訴状を残し父母は自害した。御家は断絶。姉とともに屋敷を追われることになる。苦界に身を堕とした姉の借財の肩代わりを強いられ、湯島で色子となる。五年ののち、伊…

世真宵誘は僕の先輩で、未来を預言したり改変できる『魔女』だ。 僕は、ただの明坂大我であり、彼女の『使い魔』だ。 彼女の魔法に囚われた愚かな盲目男である。

優しい首無し竜と、終わりのない暁と宵。 子どもたちは、幸福に暮らしていた。 大人にならなければ、自身の正体を知らなければ永遠にその幸せは続く。

「かさね屋」にやってきた、一人の浪人。隻眼のその男はやはりというか、人間ではなくて。

都心から、父親の転勤により過疎地の街へ、引っ越した少年の思い出

遠い昔の紫鳳国。皇太子に子妃が嫁ぎ、運命が動き出す。隠された王朝の謎、王家の進む未来は…！国と恋の間を揺れるファンタジーが今紡がれる。 登場人物 皇帝　暎帝(エイテイ)　紫豊隴…

かつては常世に近しき地であり、今も忌まわしい因習が多く残る街・彼我見市。 大学准教授・宵ヶ原逢莉にはどうしても突き止めなければいけないことがあった。 それは十年前ほんの少しだけ交…

暗黙の階級が存在する街、東京新帝都で殺伐とした日々を過ごす刑事の男。密かに彼が愛する母親違いの少女は、半分人間ではない。 その少女に恋する少年は、浸食する畏れから逃れられず左目を…

いつからか成層圏の彼方に影を現すようになった謎の飛翔体「船」。低地では大気の霞に隠れて目にすることさえ叶わない。 大学の休暇、私は山奥の旅館・鯉苑(りえん)を訪れる。そこは知る人…

国を追われた侍、宵虎。小舟で国の外へと流された末に辿り着いたのは異国の地。 そこで出会った少女と言葉が通じなかったり、なぜか魔物とは言葉が通じたりしながら、宵虎はひたすらマイペ…

　青い提灯を片手に、異界を彷徨う兄弟がいた。 　メイとエン。二人が元の世からはぐれたのは、祭りの晩。生者と死人が混ざり合う宵に、人さらいに捕まった。 「金魚屋はあった？」 「…