「・・・てください 短編」を含む小説

　人は、火を前にすると見入ってしまう習性があると言う。 　火は文化そのものだ。 　冷えて固まった獣肉を脂がのった御馳走へ。 　毛皮にくるまって凍えていた苦難の夜を、酒を酌み交わ…

自衛隊が大好きなひばりは、好きがゆえに自衛官とは関わり合いになるまいと決めて生きてきた。 それなのに、同僚に誘われて参加した合コンで陸上自衛隊員に惚れられて、まさかの攻防戦、ス…

こちらは「春のスイーツ小説祭り」の振り返り記事です。 全20作品のうちピックアップしたものと、全作品のひとことレビューがあります。 参加されたみなさん、お疲れ様でした。 以下企…

　不人気小説『Vtuberとして生きていきます！』のオマケです！ なんで、星７しかない不人気小説のオマケを書くのか？それは俺が書きたくなったからだ！（SS＝ショートストーリー） …

「サンドボックス ガーデン」「セカンド ガーデン」「サード ガーデン」のその後を時系列関係なく書きたい話の寄せ集めになります。 数話の短編から長編まで載せる予定なのでよろしくおね…

　雨粒がカーテンに打ち付ける音が、佐伯清の書斎に響き渡っていた。佐伯は大きなアームチェアに腰を下ろし、窓の外を見つめながら、次の推理小説のアイデアを探っていた。ガラスに映る自身の…

浦島太郎は心優しい青年です。ですが、仮に彼が気の強いギャルだとしたらどうなるのでしょうか？浦島ノアは浦島太郎と同じ村に住む正真正銘のギャルです。浦島太郎の代わりにいじめられていた…

白鳥「なあ浜田」 浜田「なんだよ、白鳥」 白鳥「俺らの話って本になると思う？」 浜田「見たことないからいいんじゃね？」 武田「いや、見たいやつがいないから無いんだろ」 白鳥&浜田…

見知らぬ場所で目覚めた圭介は、自分の体をまったく動かすことができずに「脳死」だと判定されてしまう。意識がないことを誰にもわかってもらえない恐怖と孤独。圭介の生を願う両親だけが、彼…

そんな気軽に鯨が旅するわけないだろ、といった部分は目をつぶってください。 私が、旅に出て帰ってきた時にいつも思う事を詰め込んでみました。

神使猫背。大学4年生。女。身体的特徴：猫背。 ある日友人から、ライブハウスでの公演をすべてバックレている学生バンドの実情を調査してほしいと頼まれた猫背は、件のバンドの部室を尋ねる…

ガラスが割れたからという一文から始まる短編集です。 いろいろなジャンルの話を書こうと思っています。 感想、アドバイス等々いただければ幸いです。 ※作品によっては残酷描写、暴力描…

２０００文字以内・レギュレーションありの書下ろし短編募集　参加作品 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093075683790346 ジ…

平安王朝末期。 都は物質的、精神的な頽廃を辿っており、王朝を整備していた律令は形骸化していた。そうした世情の中、二条通りに面した辻で怠惰を享受する放免何某は、自己の将来に黙々と悩…

足元が不確かになってしまった子のお話

私が書きそうな物語のタイトルを教えて、的なハッシュタグで、タイトルを募集したことがあるのです。 そのときにいただいたタイトルがこの「虹の上横丁」！ いただいてから執筆まで結構時間…

下記の二つの自主企画への書き下ろし。 ◆柴田恭太朗さんの三題噺♯59お題：「マット」「ショート」「背後」 ---------------------------- （概要）この…

小学六年生の女の子が主人公ですが、一人称ではなく三人称で書いているので少し文章をかたく感じるかもしれません。 でも純文学というほど文章を凝ってるわけではないので、読みやすい………

本作品は「小説家になろう」でも宙色紅葉の名前で投稿しています。 浮気したと嘘を吐いて気を引こうとした男性と、怒った女性の話です。 今回の男性はそれなりに罪が重いです。 また、同じ…

私の名前は樋口圭子。三十二歳。 とある企業の営業職についている。 そんな私の日常の話。 そして、これは私が彼と出会ったときの話――。 前作はこちら↓↓↓ https://…