「ちょっと不思議」を含む小説

ある日、目覚めたら記憶喪失になっていたチカ。すべての窓が板でふさがれた“城”にはチカの他に六人の少年少女がいた。おしなべて白い服を身にまとった子供たちは“城”から出ることを許され…

　都会と田舎の嫌なところを混ぜっ返したような町。噂が回るのは早いし、ヒエラルキーは強固で、古い信仰を残しつつ、都会らしさに憧れる子供達。――貴女は昔からそうでした。物事の後先を考…

青い水の星から持って来た大切な苺が枯れてしまったぞ。 ルッカとロケロはこっそり青い水の星に行こうと計画します。 苺は金砂病の特効薬。 月の浮舟に乗って青い水の星へ！ ルッカとロケ…

ちょうど山から下りてきたばかりなので、山の不思議を書いてみました。

家は建売の平凡な戸建だし父と母は普通の人だし仲良くもないし兄とも家では基本喋らないしクラスでは浮いてもなければ中心人物でもないし、 どう考えても普通すぎて主人公にはなれない女子高…

　ツッコミどころ満載！？　勇者(オレ)が魔王から鬼姫(オニヒメ)を助け出したところから始まる、サクッと読めるちょっと不思議な！？　王道(？)ファンタジーコメディー作品です！！ …

月の民の少女ルルカ。 親友の灰色砂漠耳長月兎のミケロの病気を治すため、月の浮舟で目指すのは青い水の星。

雨の日は大学に来ないという人、いますよね(いや、いないかもしれない)。これは雨の日だけ大学を休む、ちょっと不思議な男の子とそれが気になる女の子の話。

「マネスタ文庫」の支配人、マネスタが生きる世界での、ちょっと不思議で、おかしくて奇怪な様々な物語。 嘘か真か、信じるはあなた次第。

「私？　アパレルやってる人妻。旦那は単身赴任中。年イチしか会えないんだよねー」 ハムレット事件の翌日の文学喫茶オムレット。 平和を取り戻したかに見えた昼下がりに、店長の藤崎が人…

エレベーターにまつわる短編集です。 各話3分くらいで読めるんじゃないかと。 昔、auoneブログであったユーザー主導の創作企画に参加した時に書いたものが二つ。あとは新作です…

いつもの中華屋で、ビールとナムルと焼き餃子。 週に一度の幸せな時間に起こったちょっと不思議な出来事。

高校生となった桜野春樹。 登校し授業を受けて帰りアニメを見るいたって普通の生活を送っていた。そんなある日クラスの半数の持ち物がほぼ同時に失くなる事件が起こる。 春樹の中学からの友…

あたしには秘密がある。 誰にも言えない、ちょっとした秘密だ。 家族や友だちに言っても信じてもらえないだろうし、自分でも実は夢なんじゃないかと思ってる。 SFのことを「少し不思…

「雨が来る。」 天気予報は晴れ。 それでも私はそう思った。 直後、ぽつぽつと雨音がステップを刻むように降り出した。 それはまるで ――物語の始まりのようなアマオトだった―― …

カレンダーの裏側に滲んだ数字。 ちょっと不思議な話。

国民全員が、神様の選書した本が入る本箱を持っている世界。 「神様の推薦図書」と呼ばれるその本を、人生に悩んだ時、迷った時の道標にしている人も多い。 ある日、主人公は実家を訪れた。…

　毎日ぐうたら家で過ごしている暇人、タケルは今日も朝早くから近所を散歩していた。 「あー。空から可愛い女の子が降ってきてラブコメとか始まんねぇかなぁ」 　と思いながら、空を見…

　大学を卒業して間もないヒカリは、ちょっと不思議な仕事に就いている。 　仕事の制服に着替えることで、すでにこの世を去ってしまった人々が暮らす異世界、通称ミナタへ行くことができ、ヒ…

※近況ノートを使った表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16817330664560310188 　もとは「お店…