「先生へ」を含む小説

傷一つ無い白く艶のあるシルクのような触り心地の肌に、アイドルと同等以上に顔の整っている、中性的な顔立ちの佐竹幻馬。そんな彼は、たまにいる目に入った物を見つけては口に入れるという子…

貴方が両手•両足・首・胸の中・頭の中に持てない錘を持って1人山形に帰って二年が経った。 その間も私達は時々時間を見つけては連絡をとり、たまに電話をしながら重いとても重い錘を軽く…

綿アメみたいな雲。 トクトク注がれる牛乳。 まるまる太った白の毛糸玉。 ビー玉から溢れる光。 それと、立花くん。 私は真っ白で汚したくなる貴方に合わなかったらどんな人生を送っ…

　「千花名って子どもだね！」 　部活でフルートを演奏している千花名は、同じ曲でピアノを弾く菜穂とけんかして帰る道で、昔、フルートを教えてくれた先生に呼び止められた。なつかしい「お…

日ノ国に蔓延る霊魔を討つがさだめの〈花守〉が一ツ。平安の時代から霊魔狩りを生業としてきた一門『百鬼家』は当主となった者が名代『椿』を名乗る慣わし。 今代の椿は『右鞘』と呼ばれ、…

中学三年生のマサル君は「100点を取ったら何でも命令してもいい」と、家庭教師のマリコ先生と約束していました。一ヶ月が経って、無事その目標に辿り着いたマサル君。先生と二人っきりにな…

ぼーいず　びー　バブりしゃす！ ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。 高校一年の春。ドキドキワクワクを胸に迎えた新学期。 担任はどんな先生だ…

江戸の町は今日もいろいろな人たちで賑わっている。 そんな江戸でも一風変わったお人がいた。 「ああ、李山先生のことかい？」 「福内鬼外先生なら向こうへ駆けて行ったよ」 「鳩渓さん…

　中学校の女性音楽教諭の野城は、異動して来た垂石先生にされた親切から、彼のことが気になり始める。 　そんな折、帰路に就こうと差しかかった校門で、後ろから呼び止められる。振り向くと…

「不登校から脱却した」と言えば耳触りが良いですが、その実はただ、場所を自宅から学校の使われていない面談室へ移しただけです。 そんな面談室で行われた、第三者から見れば大したことのな…

誰の為にもならない幾つかの結果の成れの果て。 「……」 「夜はこれからだろ？」 ※当作品は丁字旦先生の〈禱れや謡え、花守よ〉の企画参加作品です。（以下企画リンク） ht…

【1DAYシリーズ30作目】 主人公の千恵が放送委員会に入ったのは憧れの先生に近付くためだった。　そして近付いて分かることがある。　彼の奇妙な言動。　それが繋がる時、千恵は…

あるカウンセラーのもとに通う女性。 その女性は、カウンセラーに話を始める。 「……先生、私はどうするのが正解だったのでしょうか」 そうして、語られたのは、女性の懺悔だった。

シノミヤ・アキは地球という世界で生きる価値を見出せないでいた。 ある時、彼は偶然にも異世界の存在に気付き、渡航する手段を発見する。だが行き付いた先は魔獣が闊歩する異世界。平和な…

『もっと「好き」は大切な宝物であってほしい』 　学校図書館司書の宇治川先生を「好き」……ではなく、あくまで心惹かれている岸辺涼。 　10歳の年の差、教師と生徒という立場の違い、…

佐藤浩志は担任の巨乳美人に恋をしていた。 そんなある日、お父さんから再婚するということを突如晒される。 そして……再婚相手はその巨乳美人だったのだ。 でも、どうしても浩志は恋を諦…

エリオットに恋をしてepisode1に登場する、チップさん、サクラ先生、裏キャラクターの校長先生の話などを掲載予定。

　――麻雀同好会の合宿は超豪華らしい。 　そんな噂に釣られて、わたしことラブちゃんは、面食いのメンちゃんと一緒に入部した。 　ナルシストな優等生ナルちゃん、ぷらぷら遊んでばかりの…

あるドラマを見せた『先生』は『あたし』と旅にでる。 殺伐百合お題『旅』