概要
真っ白な貴方だったから、私はそれを守りたかった。
貴方が両手•両足・首・胸の中・頭の中に持てない錘を持って1人山形に帰って二年が経った。
その間も私達は時々時間を見つけては連絡をとり、たまに電話をしながら重いとても重い錘を軽くしていった。
貴方はおじいちゃんと2人、平凡な生活を送っていたが、周りの目は2人には冷たくひっそりと暮らしている印象だった。
私達は大学入試に向けて勉強を本格的に初め、たまに電話で分からない所を教え合いながら2人の間は何の変哲もない、ただただ普通の高校生活を送っていた。
「まさか、美香に勉強教えてもらう様になるとはな。」
これが貴方の口癖になるくらい私は高校受験の悔しやをバネに頑張った。
「まーね。悔しいのはもうごめんだから。この2年は全力疾走したつもり。立花くんには負けれないから。」
「確かにあの時の美
その間も私達は時々時間を見つけては連絡をとり、たまに電話をしながら重いとても重い錘を軽くしていった。
貴方はおじいちゃんと2人、平凡な生活を送っていたが、周りの目は2人には冷たくひっそりと暮らしている印象だった。
私達は大学入試に向けて勉強を本格的に初め、たまに電話で分からない所を教え合いながら2人の間は何の変哲もない、ただただ普通の高校生活を送っていた。
「まさか、美香に勉強教えてもらう様になるとはな。」
これが貴方の口癖になるくらい私は高校受験の悔しやをバネに頑張った。
「まーね。悔しいのはもうごめんだから。この2年は全力疾走したつもり。立花くんには負けれないから。」
「確かにあの時の美
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