「二人 短編」を含む小説

大人びていて何でも出来そうに見える丸山は、実はかなりの運動音痴。 苦手な体育の持久走で転んでしまった彼女を助けたのは、まだ幼さの残る帆波だった。 周りに追いつくように頑張る丸山…

舞台は江戸。独身の四十男の前に現れた妖艶な鬼の女・ダキニは囁いた。 「おまえさんの、精をわけておくれ」 男が苦し紛れに案じた一計とは……。 『ノベルデイズ』の歴史カテゴリに初投…

　仲良し少女二人の、いつも通りのじゃれ合いは、 　なぜかいつの間にか大事件へ発展していた。 　騙し合いの偽り合い。 　先に音を上げるのはどちらなのか。 　放課後の心中激しい沈黙…

【祝】シリーズ開始１０周年＆TVアニメ第２期制作決定!! １０周年＆アニメ再始動を記念し、 真奥たちの食卓事情に注目したグルメ番外編 『はたらく魔王さまのメシ！』新作短編掲載!…

　ナビという動物を模した電子機器が当たり前になった近未来の世界でも学園には王子様と呼ばれる男子学生、お姫様と呼ばれる女子学生は存在する。 　王子と呼ばれる白山嵐士（はくざん　あら…

幼馴染（♂）と同じく幼馴染で今は俺の彼女が二人揃ってやってきた時、俺は「遂にこの時が来たか…」と頭の中で葛藤していた。

世界では「子猫病」という突如人間が猫になる病気が蔓延していた。 原因は分からず、しかしどれも一過性のもので長期化はしない。 日本も例外ではなく、子猫病にかかる人たちが一定数存在し…

二人の高校生の旅立ちの日

赤ん坊を廃棄する工場で働く二人の男の話。

注：極微量のBLらしき要素を含むので苦手な方は回れ右してください。 「アリスの嘘」に登場する二人の小さなエピソード。 https://kakuyomu.jp/my/works/1…

バッドエンドしか書かない先輩と小説家を殺したい後輩の、二人きりの文学部のお話。

2000字程度の恋愛短編。 ある日の深夜。 二人は居酒屋の並ぶ商店街を歩く。

大学院生の吉田樹は、幼い頃から予知夢を見ていた。そんな樹の大学時代の先輩で彼女の松本結唯は、樹の良い理解者だった。 ある秋の日。 二人の関係が終わりを迎える。 終わりから始ま…

ある二人が不思議な世界へ迷い込む。 それは誰の陰謀か、そして二人は脱出し、 フラペチーノを飲むことができるのか。

　出されたお題に５分で書いた、 【即興】の小説を集めた短編集になります。 　誤字脱字などの修正はあるものの、 　基本のストーリーラインは一切いじらず、 　素のまま載せています。…

ほんとに短いお話です。

　解明士（かいめいし）の少年・ヒックは、相棒の少女・チキと共に、とある国を訪れる。 　――『冬国』と呼ばれるこの国では、二十五日を目前にしていた。もう少しでサンタクロースがやっ…

小中高とずっとクラスメートだった杏子（きょうこ）が結婚することに……。俺はずっとアイツが好きだったのに、告白できないまま、離ればなれになってしまった。そんな俺に最後のチャンスが？…

とある強気なババアの人生の独白。 十日ほど前に内縁の夫に死なれたババアの、結婚しない家族のありかたと血のつながらない向こうの家族との付き合い方と。 主人公は夫亡き後、二人の子供を…

19世紀頃の話。 砂漠の国を旅していた長尾清隆とアリウスは、サクシーズという町で宿を取る。 そこで『殺人鬼』と呼ばれる男が営む酒場に招待された。 殺人鬼といえど人間、恐れる必要は…