「ぼくかの」を含む小説

事故に遭いぼんやりとした覚醒を迎えたぼくは世界の終わりを目の当たりにする。 救いを求める世界の果てにぼくは何をみるのか？ ※『小説家になろう』様にも投稿しています。

ホラーの現代翻案連作短編。まずは古典的な吸血鬼譚を現代に舞台を移してみました。そうなれば、色々な人の役回りも変わるというものです。

夏の盛り、ぼくは従兄弟から妹を紹介された。宇宙人の妹だ。

リゲル第三惑星は公転と自転が同期しているため、惑星の片面は永久の昼、もう片面は永久の夜である。滅びつつあるこの惑星で、昼の少年ブルースは、ひとりの少女と出会う。宇宙版ロミオとジュ…

「あなた、昨日の今頃、何をしていたか覚えている？」 夏の一日。図書室の一日。 「じゃあ、去年の今頃」 戸惑うぼくに、なつきさんは唐突に語り出す。 「十年前、覚えてる？」 聞いたこ…

なんでもできそうな姉貴に唯一勝てそうなのはゲームだった。だからたくさん練習した。たくさん練習して、姉貴を打ち負かそうと思った。「参りました」と首を垂れる姿を糧に、いっぱい練習に励…

幼馴染みの立花美弥と疎遠になって数年。 ぼくはもう一度“みやちゃん”と向き合えるだろうか。

狭い世界に生きているぼくたち中学生はすぐに何が正しいのかわからなくなるみたいな掌編だよお。

町のおんぼろな自動販売機、そのそばにはいつも着物姿の女がいる。 軽やかに歌う彼女は「人ならぬもの」。 主人公の“ぼく”は、彼女を除霊しようと塩を投げつけるが…… ラブコメ。 …

ＳＦ作家を目指して十五年になり、いまだ夢叶わないぼくの自白録。 ※第三回創元ＳＦ短編賞一次落選作。

　……ちゃん、眠れないの？　風の音がうるさいものね。台風がこっちに来てるんだって。……ちゃんは繊細だから、うるさいとなかなか寝付けないかもしれないね。 　うん、じゃあね、そした…

人物たち １．四条幸裕・・・しじょうゆきひろ。ぼく。 ２．ソラ・・・そら。猫。 ３．関谷千尋・・・せきやちひろ。魔王様。 ４．朝倉麻里・・・あさくらまり。ツインテール。xxxx…

村に吸血鬼が出た。 夏休みを間近に控えた山間の中学校に通うぼくは、お調子者の友達・西村に誘われて、吸血鬼をビデオに撮って、ユーチューブに投稿することを思いつく。 しかし簡単だと思…

ある日、クラスメイトの多田さんに、「わたしね、じつはヴァンパイアなんだ」と告白されたぼく。 いったい、多田さんはなにもの！？

　１０年ほど前に、大学ノートに書いた作品を、誤字脱字などを訂正する以外は基本的に無修正でそのまま投稿します。 　２８歳素直なワンコ系青年×１９歳エリートだけどコンプレックスてん…

超法規的何かが秘密裏に働いた。大学一の高嶺の花が、ぼくの手中に収まったのである。しかし有頂天は長く続かない。彼女は交際一年でぼくを袖にしたのだ！　それも世界で最も唾棄すべき方法で…

　大学に入学しサイクリング部に入部したぼく、奥山直彦は｢イノコ」という謎の儀式に興味を持つ。「イノコ」とはいったい何なのか？　それを知るためには実際に大学サイクリング部の交流会で…

ぼくには好きな人がいる。 その人はある知識が抜けた人だ。 その人に恋人のふりをして両親に会って欲しいと言われたのだ。 ※小説家になろうにも上げてます

ぼくと君は出会ってからすぐに惹かれあって、一緒のなるのに時間はかからなかった。 ぼくと君は世間的には一緒になる事が一般的ではない関係だったけれど、そんなことは二人には関係なかった…