突然君がぼくの目の前から消えた日からぼくの時間は止まったままです。

ゆうじ

第1話 2015年2月17日。

帰宅したら部屋が真っ暗だった。

いつもは駅からアパートまでの道を歩いていると、カーテンから漏れる光が外から確認できて、

君がいる事を確認してただそれだけで外気で冷え切った身体がほっこりと温まってくるのに今夜はそれが確認できない。


リビングのテーブルには、見慣れた文字が書かれたメモがあった。


「いままでありがとうございました。実家にかえります。」


なんだろう。この古臭い使い古されてる展開は。ちょっと理解ができないまま、

とりあえずぼくは君に電話をかけた。


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