「祭」を含む小説

好きな子と一緒に祭りへ行けることになった僕は少し緊張していたが、それを遥かに上回るほど楽しみだった。 なろう掲載の小説の移植版です。

登場人物 祭黍磯良：黒猫人。右の眼を失明しているが、なにやら秘密を抱えてもいる。尻尾の先端のみ白い。 廣金新護：ナイル系ワニ人。磯良の従兄弟。 木嶋卓也：鮫人の巨漢。男性の同性愛…

いまそか：Re様の自主企画「第一回ビブリオバトル　いまそか：Re杯」へ参戦 この春に行われたＫＡＣ祭で一番のお気に入りを紹介します。 ・夏がテーマのラブコメ小説の紹介文

【あらすじ】 　神武学園で淡々と日々を暮らす男、才賀才人は時代の風潮の感性が合わずに、つまらない日常に飽きていた。文化祭の近い時期、才人は漠然と空を眺めると空の色が変化する。そし…

トワコとサオリは、新聞部の石倉さんに屋上へと呼び出された。 「放課後の教室で、二人がキスしていたことは黙っておく」 と、石倉さんは言う。 二人はビートボックスの練習をしているだ…

こはるとひよりは姉妹二人だけで暮らしている。 二人が住む家の近くには理系単科大学があって、彼女らは毎年その大学の学祭を楽しみにしていた。 けれども、今年から二人だけの世界が大学を…

小学校の頃にウンコをもらし、高校生になってもからかわれている溝口時弥は、この状況を脱却したいと考えに考え、煮詰まった末に――裸になろうと思い立った。 友人の信太郎や、『ハナクソマ…

帝都＿＿そこは見栄と権力の街。 舞台は、第四次世界大戦で文明社会が滅んだ後の世界。 再び人類の発展を目指して皇帝が統治する世で、圧政に苦しむ民たちが静かに怒りを募らせていた。各…

　青い提灯を片手に、異界を彷徨う兄弟がいた。 　メイとエン。二人が元の世からはぐれたのは、祭りの晩。生者と死人が混ざり合う宵に、人さらいに捕まった。 「金魚屋はあった？」 「…

故郷の新茶市を訪れていた「鎌ヶ瀬　偉達《かまがせ　いたち》」は、閉場後に森へ向かう不審な女子高生に気付く。 祭囃子の音に引かれて後を追うと、神社の境内には異様な装いの人々が集って…

文化祭で書いたやつ。最初だらだら書いてたら最後締め切りに追われてかなり雑 残酷ってほど残酷ではないよね？ 最後まで読めたら最初に戻るといいかもね

夏祭りに行こう、と誘われた私は、その話を断っていた。 けれども。 遠くから聞こえてくる祭囃子。 その音を聞いていると、無性に屋台の焼きそばが食べたくなってきた。 だから、友達には…

　小野寺勇吾と鈴村愛の二人は、観静凛をともなって、両親が住む地元へ帰省することにした。そこで開催される夏祭りと町おこしを融合したコラボ祭に参加するためであった。七年にも及ぶ忌まわ…

それと文化祭の思い出も、色々と忘れる前に記録にしておこうと思い立った次第。

　 　あまりにも突飛で荒唐無稽すぎる武勇伝と逸話から、未だに実在が疑問視される伝説の英雄、「与え姫」。その寵愛を得た少年たちの成り上がり物語―――『与え姫奇譚』を執筆する、元・…

　高校一年の学園祭。 　声優アーティスト・瀬名川鈴葉のミニライブ＆トークイベントがあり、弁野行隆は隣の女子とともに盛り上がる。 　数日後、サインが飾られているという空き教室に行く…

ユウガオの花言葉は―夜。はかない恋。罪 秋から冬にかけた話なのに、夏の花(笑) 毎日連載、がんばります。 ―あらすじ― 静内大学内で生物学の教授が誰かに階段から突き飛ばされて死…

友人間でのお題小説として書き上げました。 後輩が出て来て先輩を慕う感じのテンション。 キャッチフレーズ項目でも書きましたとおり、 大宮コウ先生の『夢幻心中』のリスペクト作品となり…

　文化祭を週末に控えたある日、音無律《おとなしりつ》は幼き日の友人と再会した。 　彼から託されたのは、５年前に亡くなったもう一人の友人が遺した七色のクレヨン。 　暖かくも辛い…