「妖怪」を含む小説

骸の山にヒトでない者あり。 そういう噂が流れ出て、山に入った腕利きの者共が帰って来なかった事から、その噂は信憑性を浴びた。 そこに人の悪意が紛れ込む。どうせ、これから殺す罪人な…

皆さん、10月ですね。 10月といえば〜ハロウィン！ それなので、今回はホラー系・ダークファンタジー系の短めのお話をご用意してみました！ ぜひお楽しみくださいねっ！ 1週…

聊斎志異のような怪異譚の数々が、緩やかにつながって現代の都市に流れ着く。 一話完結の怪異譚は、短編としても読める構成。怪異譚ではない構成の話を通じて、だんだん話がつながっていき…

あやかし、モノノケ、妖怪、幽霊。取り憑かれるなら何でもござれ。 兄と妹が、名も姿形も取っ替えて、あやかし蔓延る八百八町を妖刀片手に鬼退治。 近世じゃぱん風ライト時代劇ファンタジー…

日本のとある街に紅色の髪の子供がいた。その子供は両親や周囲の人々から悪魔の子と言われて育った。ある日曜日、いつも通り両親に連れられて教会のミサに参加していると、不審な二人組が教会…

妖怪のような、化け物のような、恐ろしい狂気のような いろんな形のホラーを考えてみたいと思います。

中学3年生の夏休み、六辺香真白は志望校の説明会に参加していた。空いている席を探していた女の子に隣の席を勧め、さらにボールペンを貸したことで仲良くなった。彼女との青春ライフが送れる…

ーー 学校の七不思議。 都市伝説、神話、UFO、超常現象 現実では解明できない不思議。 そんな体験を俺がしたのは…… 高校三年間の楽しいはずのひとときのあいだだった。。…

　十五歳の天才剣士、蔓は白い蛇をおって深い夜の森の中に足を踏み入れる。そこで蔓は一人の天涯孤独な男の子と出会った。

読みやすいをモットーに。 鉄砲鍛冶になりたいと本気でおもっている幼子が戦国時代に迷い込んで。のんびり暮らしていけるかと思いきやあっぷあっぷの大冒険？ ※小説家になろうにて連…

　時は江戸初期、一人の琵琶弾きが趣味と仕事を兼ねて妖怪話を聞いては諸国を歩く 　男の名は芳助、齢は二十を半分過ぎた辺りから数えていない 　どこぞの耳無しの名前と同じ芳の字を親から…

ある日、高校生の『私』は、返り血に塗れた真っ赤なワンピースを着ているという『赤い女』の噂を聞く。 自らの顔を見た人間をハサミで切り殺すという『赤い女』。 彼女について聞いた者…

　幼馴染のくるみは、よく僕の家に来る。「貞操観念？知らない」と言わんばかりの態度のくるみだが、僕の理性は意地で耐えきっている。 　――ちなみに、今日くるみはびしょ濡れで我が家を襲…

祖母と二人で古い家に住む小学生の「翔」は、祖母から夜に蜘蛛を殺してはいけないと教えられる。殺してしまったら、どうなるんだろう？

京都の大学に通う小坂隼人は、父のリストラにより生活費を自分で稼ぐ必要に迫られる。 そんな窮状の中、アパートの大家の知り合いを紹介され、そこでアルバイトを始める事にした。 怪しい雰…

ひょうたん型の公園の噴水の前のベンチ。 そこに座ったのは、エルキュール・ポワロだった。 『珈琲は月の下で』を、何故か量産している。

１度好きになったら、お得意のラブレターを書いて告白を重ねてもフラれ続ける男子、国白史朗（こくはくしろう）。 今度好きになった相手は学園でも無類の可愛さを誇る同級生の美少女、古井深…

小説サイト「ぴよぶっく」に投稿していた特撮ヒーロー番組風味の化物アクションです。自分なりのアンチ・ヒーローを書いてみました。

　生まれながらの不運体質な女子大生・楠城湊は、その日もすこぶる体調が悪かった。 迷い込むように路地裏の料理処を訪れた湊は、そこで謎めいた美貌の店主・白澤さんに手料理を押し売られる…

文庫本に書かれた小さな異世界の出来事。 それが文庫本から飛び出て自分の目の前に現れる。